昭和61年に岐阜県の名水50選に選定されました。 神岡町の正面にそびえる大洞山(1,348m)の山麓からこんこんと湧きだしています。この湧水は年間を通し地下水特有の水温(約11℃)を保つため、夏は冷たく冬暖かいのが特徴です。町内には、いたるところに大洞湧水を利用した共同水屋が設置され、昔から生活用水として親しまれています。
権七水(ごんしちみず) 【神岡町藤里】 明治9年の地引図(じびきちょう=今の字絵図に相当するもの)にはすでにこの水屋が記されており、湧き水はこれ以前から出ていたと思われます。地引図によれば、この水がわき出ていたところの上に小谷権七さんという方が住んでいたので『権七水』と名付けられたと伝えられています。万病に効くとされ、無病息災を願って昔から飲まれてきました。あまりにもうまいので「権七水の水は末期(まつご)の水」とも いわれていたそうです。
牛ヶ口水屋(うしがくちみずや) 【神岡町相生】 『牛ヶ口』は相生町の字名として今も残っており、昔はこの辺りに田畑があり、田んぼの中に牛が寝ているような大きな石があったことが名前の由来といわれています。 初冬になると漬け物の準備が始まり、カブラや大根などの菜洗い風景がとてもよく似合う水屋です。
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