飛騨の匠タイトル
             
 飛騨の匠 とは

 奈良時代、都の造営のため造宮省や木工寮に従事する匠丁が、飛騨の国から都へと送られ『飛騨匠(ひだのたくみ)』と称されました。

”かにかくに物は思わじ
 飛騨人の打つ墨縄のただ一道に

『いろいろと物は思うまい、あの飛騨びとが打つ墨縄のようにただ一途に信じていこう。』万葉集の恋歌です。
ひたむきに都の造営に技をふるった飛騨の匠の姿が浮かびます。

真宗寺

今に伝わる飛騨の匠の伝統 古川の新町家の意匠構成
■古川の町家の特徴
飛騨の匠の技は、現代にも脈々と受け継がれています。
古い町並みを歩くと、現代の匠、伝統の古川大工の手による落ち着きのある古川の町家がつづきます。
古川町では、歴史と伝統に育まれた「町家」の意匠が現代も受け継がれています。
出窓 【出窓】
新町家には、出窓がつけられることが多くあります。階高が高くなったせいで、屋根の軒だけではカバー出来なくなり、「霜よけ」と呼ばれる庇がつけられることもしばしばあります。
外壁 【外壁、屋外突出物】
古川の町家は、昔も今も「真壁」と呼ばれる柱を見せた壁が特徴です。最近では、土蔵造りの白壁も出来ています。クーラーの室外機やプロパンガスのガスボンベなどに格子を見立てたカバーをつけている家もあります。
出格子 【出格子】
出格子は今も昔も町家の特徴の一つです。最近では千本連子格子など外から中が見えにくい目の細かい格子が主流を占め、中抜連子格子のように、明るさを確保する工夫も見られます。
玄関戸 【玄関戸】
昔は大戸と呼ばれる建具がついていて、昼間は跳ね上げるか溝開きに開放し、夜は閉めて隅に設けた「くぐり戸」から出入りしました。今では引き違いの戸が多く用いられています。

こんな匠の技が生きています
見えないところで、しっかりと家屋を支える確かな技術です。
■四方胴差(シカタドウサシ) ■長柄しゃち継(ナガホゾシャチツギ)
匠の技 四方胴差1 匠の技 四方胴差2
■金輪継(カナワツギ)
匠の技 金輪継
■腰掛蟻継(コシカケアリツギ)
匠の技 腰掛蟻継
■腰掛鎌継(コシカケカマツギ)
匠の技 腰掛鎌継

『飛騨古川 タウントレイル2』

『飛騨古川 タウントレイル2』表紙
飛騨の匠文化館では、「飛騨古川タウントレイル2
-木組・町並みの隠れた宝物-」を作成しました。
この本は、飛騨の匠文化館の体験コーナーでも紹介している木材を長く継ぎ足す接合「継手(つぎて)」や、木材同士が交叉するなど角度を持って組合う接合「仕口(しくち)」について、古川の町の中の建物での実際の使用例を挙げながら、その仕組みについて、上段は漫画で、下段では文章で、わかりやすく解説しています。
価  格
1冊500円
販売所
飛騨の匠文化館
お問合せ

 
飛騨の匠文化館
 岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
 TEL 0577-73-3321
 
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