雲・千鳥格子タイトル
             
 雲・千鳥格子

 古川の町を歩くと、町家の軒下に施された『雲』の連なる様子がとても印象的です。家々の表を飾る格子の落ち着いたたたずまいにもどこか懐かしさをおぼえます。

『雲』、『格子』は、現代に伝えられた飛騨の匠の伝統の技なのです。


独特の紋様 『雲』が施された古川の町家

匠の紋様 『雲』
軒下に『雲』の意匠が見られる建物

「雲」というのは軒下の小腕に施される装飾のことで、木の葉や唐草など様々な紋様が彫刻され、飛騨では特に古川の大工に多く見られる独特の技法です。
大工はそれぞれ独自の紋様を持っており、自分の造り上げた建築に対する愛情と、仕事に対する誇りを表現。町並みを散策するときはこの雲もぜひご覧下さい。

『雲』は、現在169種類355軒近くあるとされてます。

   
雲の名称 雲の意匠の見本

飛騨の匠の秘法 『千鳥格子』  
千鳥格子の木組みの不思議を体験できるパズル

飛騨の匠の秘法として有名な「千鳥格子」は、角材の組み合わせに細工がある飛騨の伝統技術の一つです。

升目を形づくる木が、まるで織物の縦糸横糸のように互い違いに組み合わせられていますが、縦横の桟が交互に表裏に出る不思議な格子です。

千鳥格子パズル
千鳥格子 切り込みの図 普通の格子は角材の一面に厚さ二分の一の切り込みを入れますが、千鳥格子は木の両面に切り込みを三分の二ずつ入れて組み合わせます。
切り込みが千鳥の足跡に似ているのが、『千鳥格子』の名前の由来といわれています。
千鳥格子の切り込み図(一部)

千鳥格子のパズルに挑戦 『飛騨の匠文化館』

「飛騨の匠」の歴史や技術、道具などを一堂に集めた文化館です。飛騨の匠の手によるよろい壁の蔵造り風建物には、木組みや彫刻など随所に工夫が凝らしてあります。館内では各種の木組みパズルにも挑戦できます。

飛騨の匠文化館館内に展示されている 雲の模型木組みのパズルに挑戦。千鳥格子はかなり複雑!ぜひ挑戦してみてください。
飛騨の匠文化館
飛騨市古川町壱之町10−1
TEL 0577-73-3321
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