飛騨市の中でも人口約600人と過疎化が進む宮川地区。
しかし、その分、強く深い郷土愛を持って活動しているのが「宮川町青年団」です。
18歳から30歳までの地域の若者が集まっていますが、
宮川の自然や歴史、何より暖かい人たちに魅了されて、
なんと、下呂市から参加しているメンバーもいるそうです!
主な活動は、地域の草刈り(委託事業)、
こいこい花火でのバザー、
E-ボート大会、宮川マラソン、宮川町文化祭
親雪まつりなど、地域の行事は参加若しくはお手伝いをしているそうです。
また、昨年度から
「いかに子どもたちに宮川を好きになってもらうか」
「宮川に愛着を持ってもらいたい」
そんな気持ちで、『町内めぐり』というツアーを立ち上げました。
地元の子どもたちと地域の文化施設、トンネルやダムなどの公共施設を訪れるツアーで
子どもたちはもちろん、大人たちも普段見られない町の施設にテンションが上がって
楽しんだそうです。
とは言え、最近は仕事の都合などで活動に参加できる団員が減っているのも事実。
そんな中、宮川町には昨年、「青年団ジュニア」という、
小・中学生と高校生の有志による団体も生まれました。
これは、青年団の活動が地域に受け入れられ、
子どもたちにも郷土愛を伝えてきた証だと言えそうです!
組織運営の簡略化や団員の確保など、
課題も多いですが、
「地元に感謝し、頑張りすぎない、ゆるくてもいい、そんな気持ちで
大人がやることを子どもたちに見せていけたら。
そして、みんなで楽しく飲めたら最高です」
と、今後について語ってくれました。
団体名:宮川町青年団
設 立:昭和31年9月
会員数:20名
主な活動地域:宮川町内
主な活動:地域の草刈り
こいこい花火でのバザー
E-ボート大会、宮川マラソン、宮川町文化祭、
親雪祭りなど、宮川町内の行事のお手伝い