平成30年「平成30年7月豪雨災害」
印刷用ページを表示する掲載日:2021年2月8日更新
災害概要
平成30年6月28日から7月1日にかけ日本海の前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んだため、岐阜県の山間部を中心に大雨となりました。
7月3日には、台風7号が東シナ海を北上し、4日には日本海を東北に進んだため、台風の温かく湿った空気の影響により山間部を中心に大雨になりました。
7月5日から8日にかけて、前線が本州付近に停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定となり、山間部を中心に大雨となり、8日未明には上空の寒気の影響で積乱雲が組織化し、中濃から飛騨南部で1時間100ミリを超える猛烈な雨が降り、72時間雨量が406ミリ、神岡町で380ミリの観測史上1位となる雨量を記録しました。
記録写真
広報誌
主な被害
古川町
人的被害
- なし
住居等被害
- 床下浸水 4件(東町、沼町、末真)
ライフライン
- 電話不通(古川町数河)
孤立状況
- 古川町数河地区 69世帯 172名
道路被害
- 土砂崩落 国道41号(戸市~数河地内で4箇所)
- 土砂流出 神岡河合線(神原峠)
洪水(河川の増水)による避難勧告等
- 避難勧告
堤防損壊、宮川の増水 12区の一部および高野区の一部
県道側溝の増水 下野区1組
太江川の増水 杉崎区1・3・4部
山崎排水路の増水 24区沼町6組
斜面からの流水 古川町数河区 - 避難指示
宮川の増水 12区の一部および高野区の一部
戸市川の増水 末高区
土砂災害警戒情報による避難勧告等
- 避難勧告
太江、杉崎、袈裟丸、末高、中野、下野、谷、信包、高野、平岩、上野、黒内、笹ヶ洞、寺地、畦畑
河合町
人的被害
- なし
道路被害
- 土砂流出 稲越角川停車場線
洪水(河川の増水)による避難勧告等
- 避難勧告
小鳥川の増水 小無雁、有家、角川区番場組・間所組 - 避難指示
下小鳥ダムの放流 角川、小無雁、有家、中沢上、保木林、羽根、新名、元田、天生
土砂災害警戒情報による避難勧告等
- 避難勧告
河合町全域
宮川町
人的被害
- なし
住居等被害
- 床上浸水 1件(岸奥)
道路被害
- 土砂流失 国道360号(打保)
- 道路欠壊 国道471号(小谷)
- 市道小谷線
鉄道被害
- JR高山線(岸奥、牧戸、巣之内、打保で土砂流入)
洪水(河川の増水)による避難勧告等
- 避難勧告
宮川の増水
岸奥、野首、森安、落合、大無雁、牧戸、打保、桑野、戸谷、杉原、小豆沢、巣納谷、祢宜ヶ沢上、中沢上、塩屋
土砂災害警戒情報による避難勧告等
- 避難勧告
大無雁、落合、岸奥、野首、林、牧戸・巣之内、種蔵、菅沼、三川原、西忍甲、森安
神岡町
人的被害
- なし
孤立状況
- 山之村地区 44世帯 92名
道路被害
- 土砂崩落 国道41号
洪水(河川の増水)による避難勧告等
- 避難準備・高齢者等避難開始
高原川の増水 船津、川西 - 避難勧告
高原川の増水 船津、川西