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医療職を目指す高校生が、飛騨市民病院で医療現場を体感しました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年8月25日更新

8月20日(日曜日)飛騨市民病院

飛騨地域で活躍する医療人材を確保しようと、飛騨地域出身で医療系の資格取得を目指す学生を対象にした「先輩医療職に直接聞ける!! 医療系学生のための交流会」が、飛騨市民病院で行われました。

医療機関と行政が一体となって医療職や地域医療について飛騨圏域の高校生などに「知る」「体験する」「目指す」機会を提供し、将来の医療人材の育成・確保につなげようと飛騨市や高山市、白川村などが広域で取り組んでいる「飛騨メディカルハイスクール」事業の一環。飛騨地域の高校生10人が参加しました。

この日は、チーム医療の実際をリアルに体験してもらおうと、救急搬送される患者の受け入れから退院支援までを、同病院のそれぞれの医療職がどう関わっているかをストーリー仕立てで実演しました。黒木嘉人院長は「どんな職種の人たちがどんなふうに病院の中で関わっているかを見ていただきながら、この市民病院も頑張っているんだよというところを皆さんにお見せしたい」「この病院は救急医療から慢性期の患者さんの医療、病気の予防活動、在宅医療まで、この地域に必要な医療をすべてまかなっている、なくてはならない大切な病院です」「皆さん、勉強のためいったん飛騨を離れると思いますが、そこで力をつけて、また地元へ戻っていただきたい」などとあいさつしました。

今回は「釣りをしている途中で急に倒れ、意識レベルが低下した人が救急車で搬送されてきた」との想定で行われました。救急隊員の処置や病院への連絡から始まり、搬送後の検査やレントゲンなどの撮影、医師や看護師による処置、家族への説明、リハビリや服薬管理、入退院の対応など、通常おこなわれる一連の業務を実戦さながらに再現しました。

参加者は、スタッフの案内で手術室や撮影室、院内薬局などに実際に入室したりして、それぞれの科の現場を見学し、スタッフから話を聞きました。手術室では、手術着姿の黒木院長から説明を受けながら、持針器や鉗子といった手術器具を手にして興味深げに見ていました。見学後はスタッフを交えてグループごとに分かれ、質問をしたり感想を話したりした後、意見をまとめて発表しました。また、病院食を試食しながら同病院で行われている栄養管理について講義を受けた後、各人が興味のある科のスタッフのもとを訪れ、詳しい仕事内容や資格の取り方、勉強の仕方を聞くなど進路相談をし
ていました。

看護師を目指している飛騨高山高校3年の桜本莉緒さんは「手術室や救命室など普段は見られないところを見たり、実際に対応している人の動きや声が分かりました。働いてみえる人がいつもより身近に感じられ、将来を具体的に想像できたので、さらに頑張ろうと思いました」、薬剤師を目指している斐太高校1年の都竹陽登さんは「薬剤師については、これまでネットで文章を読んだり画像で見たりして調べていましたが、今回は救急外来から退院まで、どんな人が何をしているかまでを間近に見られて良い体験になりました」と感想を話していました。​

 

交流会の様子(1)

交流会の様子(1)

 

交流会の様子(2)

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交流会の様子(3)

交流会の様子(3)

 

交流会の様子(4)

交流会の様子(4)

 

交流会の様子(5)

交流会の様子(5)

 

交流会の様子(6)

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交流会の様子(7)

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交流会の様子(8)

交流会の様子(8)

 

交流会の様子(9)

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交流会の様子(10)

交流会の様子(11)

 

交流会の様子(11)

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交流会の様子(12)

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交流会の様子(13)

交流会の様子(13)

 

交流会の様子(14)

交流会の様子(14)

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