飛騨市では、新型コロナウイルス感染拡大により市民の生活や経済活動にさまざまな影響が生じていることから、市民や事業者の皆さんを応援するため、第7弾目となる緊急支援を取りまとめました。
全国的に新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減少していく中、国が示す「外出自粛の段階的緩和の目安」により、6月19日には県を跨ぐ移動や観光等が緩和されました。
しかし、市内での飲食・宿泊等の需要は少しずつ回復傾向にあるものの、新型コロナウイルス感染のリスクがゼロになったわけではなく、市が実施している“安心安全宣言”事業者登録制度に登録されている飲食店等の割合は45%と低い状況です。加えて、未だ需要回復の兆しが見えないバス・タクシー、仕出し・宴会、酒小売などの事業者からは、今後の事業継続を不安視する声が上がっています。
雇用状況についても、パートの休業等による生活相談は長期化の様相を呈しており、更なる生活資金の支援が必要となるなど、影響は広く深く残っている状況です。
このことから、今回の緊急対策第7弾では、「コロナと共に生きる生活」を体現し、来るべき第2波に備えるため各事業者の感染対策を更にもう一段レベルアップする施策を展開し、感染者の発生状況を注視した上で、徐々に市内経済を前進させます。
あわせて、飛騨市総合政策指針にも掲げる「誰一人取り残さない」という考えのもと、生活資金支援の拡充を図りつつ緊急雇用対策を継続するとともに、これまで施策の手が届いていない取り残されている業種への支援を新たに追加するなど、総額約7,400万円、13点の追加施策を取りまとめました。
【全ページ版】飛騨市新型コロナウイルス感染症緊急対策(第7弾)について [PDFファイル/1.35MB](7月15日更新)
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