神岡地区における保育園の新設合併に関する説明会が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日：2023年8月7日更新

7月27日（木曜日）神岡町公民館

市では、令和8年3月に双葉保育園と旭保育園の両園を廃止し、令和8年4月に新設合併による「公私連携保育所型認定こども園」を市内で初めて設置予定としていることから、この日市民を対象とした説明会が開催されました。

これは児童数の減少や多様化する保育ニーズを踏まえ、神岡地区における子ども・子育て支援のための中核的な施設としての機能を維持しながら、効率的かつ効果的な運営を行っていくため、公私連携施設という運営方法により、私立施設のメリットを生かしながら、市も支援することで公立に期待される機能を併せ持った施設にするとともに、新たに幼稚園機能を併せ持つ保育園として、保育所型認定こども園に移行するというものです。利用時間も原則として11時間開所、土曜日開所ということで保育園と同じであり、これまでの基本的な保育サービスが維持されることから、運営主体と利用者の双方に負担が少なく、スムーズな移行が可能になります。

園舎については、未満児に対応した設備を有し、比較的新しい園舎である現双葉保育園園舎を活用する予定としており、建て替えや大規模改修を行うことなく、事業を行うことが可能となります。

参加した15名の市民からは「合併後旭保育園は解体するのか、再利用するのか？」「子どもの数が少ないという理由で合併してしまうのは寂しい。子どもの数が増えて活気ある町になるのを願っている」といった声や、合併後に入園予定のお子さんがいる市民からは「いっぱいの子どもと遊んだほうがいいかなと思うのでありがたい。1つ心配なのは、中学校まで同じメンバーで進学することになるのでいじめなどが起きないように気を配っていただくとありがたい」といった要望があり、市の担当者からは「今後、保育士ら現場の職員を交えながら、具体的な内容について協議していく」との話がありました。