夏休みワンコイン映画上映会「おまつりシネマ」を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日：2023年8月29日更新

8月19日（土）、20日（日）飛騨古川まつり会館
これは、映画館のない地域で映画観賞を楽しんでもらおうと市まちづくり観光課が催したものです。上映は子供に人気の３Ｄコンピューターアニメ『ミニオンズフィーバー』（初日）と『トップガン・マーヴェリック』（２日目）の２本で、いずれも昨年公開されたばかりの作品です。

大画面の４Ｋシアターがある飛騨古川まつり会館を有効利用しようと、この上映会を開催。市では観光施設であるこの会館を市民にも親しんでもらえる魅力的な施設になるよう取り組みを進めています。

館内にはハイビジョンの４倍という高精細なスクリーンを備えたシアターホールがあり、古川祭の臨場感あふれる映像や迫力あるサウンドが楽しめます。上映した２本は美しい３Ｄ映像やジェット機の爆音が楽しめる作品だけに、観客の心を鷲づかみにしました。

斉藤由宏観光課長は「飛騨には映画館がないので、富山まで行かなければいけません。４Ｋシアターは古川祭を鮮やかな色彩と精細な映像で再現するとあって好評ですが、今後は市民のため、映画ファンのためにも活用したいと思います」とあいさつしました。

観客の一人、古川町の北村貴宏さんは「飛騨市から一番近い映画館は富山まで行かないといけませんが、片道１時間半もかかります。これからも楽しみにしています」と。妻の由理子さんは「明日は息子の誕生日なので、お祝いを兼ねて来ました」と話し、ミニオンが大好きという長女の彩乃さんは「古川で見られてうれしかった」と笑顔を見せていました。

また、古川町の田中かおりさんは２人の園児を連れて訪れ、「近くに映画館がないので家でビデオばかり。（飛騨市の）ほっと知るメールひだで子供の好きなミニオンが上映されることを知り、この機会にスクリーンで見せてあげようと申し込みました」と話していました。上映会は今後も夏、秋、冬と年6回、作品は来場者の希望を聞いて上映する予定です。