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市内の中高生がプロの声優から指導を受けました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年8月27日更新

8月26日(土) 飛騨市図書館

飛騨市と交流のある大手声優事務所「賢プロダクション」に所属している声優が、市内の中高生を対象にした声優体験会を行いました。

同事務所は、旧宮川村時代からこれまで約25年にわたり、飛騨まんが王国で養成所の夏季合宿を行っており、これが縁で飛騨市民とさまざまな交流を行ってきました。同施設のPRに加え、声優という職業にも広く親しんでもらおうと、平成30年度からは同プロダクションによる読み聞かせや声優体験、朗読劇などの催しを開催しています。今回は、声優という仕事を市民に身近に感じてもらい、声優をめざす若者に夢を実現してほしいと企画されました。

この日は、同プロダクション附属の養成所である「スクールデュオ」出身の梯篤司さん、小白川愛菜さん、荻野佳奈さんの3人が指導にあたり、市内の中高生7人が参加しました。

最初に梯さんが声優になるための過程を紹介しながら、特殊なルートでとんとん拍子に声優になれたとしても、事前に必要な基礎を学んでいないと、仕事と並行して基礎を学ぶことになるため大変であることや、基礎や経験を積んだ人とそうでない人とでは仕事に対する意識が違ってくると説明。基礎の大切さを強調して、腹式呼吸のやり方や活舌の訓練方法を紹介し、実際に声を出してトレーニングをしました。梯さんは「歯切れよくしゃべることを意識して」「最初は大きく口を動かすことを意識してやってみて」などとアドバイスしました。

また、用意された脚本の役を参加者に割り振り、指導をしながらそれぞれの登場人物を演じる練習をした後、マイクの前に立って、全員で1つの脚本を演じ切りました。「物語を読んで登場人物の気持ちが分かるようになってきているので、とても良くなっています。もう少し自信を持って、言葉を強く出してみては」などと講評をもらい、参加者はやり遂げた充実感で笑顔を見せていました。

休み時間には、小白川さんや荻野さんから声優の仕事の具体的な内容や取り組む姿勢、つらい時の話などプロの声優の生の声を聞いたり、一緒に写真を撮ったりサインをもらったりして交流しました。

声優をめざしたいと話す神岡中学校1年の田中瑚子さんは「活舌の練習は苦手ですが、今日は楽しいなと思えました。肺活量とか自分の欠点が分かって良かったです」などと参加した感想を話していました。
 

体験会の様子(1)

指導の様子

 

体験会の様子(2)

指導の様子

 

体験会の様子(3)

指導の様子

 

体験会の様子(4)

指導の様子

 

体験会の様子(5)

指導の様子

 

体験会の様子(6)

指導の様子

 

体験会の様子(7)

指導の様子

 

体験会の様子(8)

指導の様子

 

体験会の様子(9)

指導の様子

 

体験会の様子(10)

指導の様子

 

体験会の様子(11)

指導の様子