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市内の農家や飲食店などが「プチ商談」で交流を深めました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年8月29日更新

8月29日(火) 三寺めぐり朝市

「飛騨市まるごと食堂」をきっかけにつながりができた市内の飲食店と生産者が交流を深め、さらに輪を広げてもらおうと「プチ商談会」が、古川町壱之町の三寺めぐり朝市を会場に行われました。

「飛騨市まるごと食堂」は、市内の農家と飲食店がコラボし、期間限定で特別メニューを提供するもの。今年も8月1日から9月30日まで開催されており、市内21店舗で26の特別メニューが提供されています。

今回は、「飛騨の美味しい野菜をもっと知ってほしい」と考えている生産者側と、「市内の生産者や作っている野菜についてもっと知りたい」という飲食店側の思いを受け、それぞれのニーズをうまくつなげながら、市民の地元食材に対する意識を高めようと初めて開催されました。

当日は、生産農家4軒が参加し、この時期に採れるトマトやホウレンソウなどの野菜や加工品のサンプルを持ち寄り、その野菜などの特長や美味しさ、野菜づくりへのこだわりなどを紹介。また、食材を購入する側として飲食店2軒、学校給食の栄養士4人、子ども食堂の運営者など7人が参加し、提供された野菜や加工品などを試食したり、生産者に調理法や旬の時期、価格などを熱心に尋ねたりしていました。名刺交換なども行われ、新たな交流の輪が広がっていました。

古川町の池田農園の池田俊也さんは「飲食店さんが、市内の農産物についてどういうふうに興味を持っているかを知りたかったので、今日は直接話せて良かったです。これを機に、生産者側と飲食店側が『どう食べるか』だけでなく、『どう販売するか』といった課題にも一緒に取り組み、互いの宣伝や理解を深めていくことに意味があると考えています」と話していました。

また、古川町の「Shinanoya」の近藤勇治さんは「今日はトマトの味比べができたり、スーパーでもたまにしか見かけないヤマブシタケなど、普段あまり使わない食材も見れました。農家さんあっての私たちなので、これからも変わらずお付き合いしていきたい」、八ツ三館総料理長の秋田直樹さんは「いつもお付き合いいただいている農家さんとは違う農家さんとも話せ、変わった食材も見られて良かったです。作り手の方からこだわりを聞かせていただくと、食材にストーリー性が生まれるので、料理を提供させていただく際、お客様にもそのストーリーを語ることができます。農家さんの顔を見て話せる機会はありがたいですね」と話していました。

 

交流の様子(1)

交流の様子

 

交流の様子(2)

交流の様子

 

交流の様子(3)

交流の様子

 

交流の様子(4)

交流の様子

 

交流の様子(5)

交流の様子

 

交流の様子(6)


交流の様子