9月6日(水)市長室
飼料価格や燃料費の高騰により打撃を受けている酪農の経営状況を改善しようと、(有)牧成舎、(株)カカポ、山之村牧場(株)の3社でつくる古川酪農農業組合がネットショップをたち上げました。
同組合によると、乳製品の地産地消を進め、学校給食への提供という地域酪農の存続、発展という観点からも、市内3軒の酪農家が手を取り合い、経営状況を改善しなければならない。
ネットショップでは県の補助を受けることで、乳製品やアイスクリーム、ソーセージ、ピザなどが50%オフのキャンペーン価格で購入できます。キャンペーンは今年12月31日まで行われる予定ですが、県の補助が上限に達し次第、終了となります。
この日は組合3社の代表が集まり、粗飼料高騰など酪農を取り巻く状況を都竹市長に伝え、展望と対策などを話し合いました。(有)牧成舎の牧田寛子社長は「飼料価格は高止まりの状況で組合員は大変な思いをしています。私たち個々の営業努力や販促活動には限界があるので、組合員が協力してネットショップを起ち上げました」と話し、消費拡大への協力を呼び掛けました。
都竹市長は「市内で生産される乳製品はふるさと納税でも人気の市の大切なブランドなので、販売促進への協力を通して生産者を救いたい。やれるだけのことはやり、ファンを増やしていきたい」と応えていました。