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飛騨市民病院の職員が患者ケアの一環で「町内探検」を行いました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年9月25日更新

9月9日(土)神岡町市街地

これは「自分たちが働く病院をどうしたいか」「患者さんに愛されるため、今、何をすべきか」など、年1回、職員がテーマを決めて行っている「里山会議」の一環です。今回は神岡を知ることで患者の暮らしを深掘りし、より地域に根付いたサービスに取り組もう…と、看護師や理学・作業療法士ら24人がごみ拾いに汗を流しながら市街地を散策しました。

同町は宮川に沿って商店街や史跡が点在し、坂道や狭い小路のめだつ街ですが、スタッフのほぼ半数は居住地が異なり、神岡の街に精通していないため、今回の行事が企画されました。

この日、参加者は地元の看護師・宮腰結衣さんの案内で市街地一円(病院~神岡振興事務所~西里橋~深山邸~洞雲寺~藤波橋~東町商店街)を散策。船津地区にあるかつての遊郭・深山邸などの史跡を見学しながら、道路や住宅街の状況を視察しました。特に大津通り周辺には地元で「マチュピチュの階段」と呼ばれている急な階段や坂道、狭い小路が多く「転倒してケガ人が病院に運び込まれることもあります」と宮腰さんが注意を呼び掛けていました。

参加した菅野課勤務の古田幸嗣さんは「今回、屋外に出たことで見えてきたことがいろいろあります。今後、患者さんと顔を合わせた時、皆さんが暮らす街の情景までイメージできる気がし、より患者さんの生活に寄り添った対応ができそうです」と話していました。

終了後、宮腰さんは「街中を歩く機会はあまりないと思いますが、知らない所はまだまだたくさんあると思います。これからも機会を設けて歩いていただき、患者さんの暮らしの背景を知り、子供から高齢者まで安心して暮らせる、より地域に根付いた患者サービスを心掛けていただきたいと思います」と呼び掛けていました。
 

町内探検の様子(1)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(2)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(3)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(4)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(5)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(6)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(7)

町内探検の様子

 

町内探検の様子(8)

町内探検の様子