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市内企業向け「防災研修」が開催されました

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月3日更新

9月20日(水)・10月4日(水)古川町公民館

「防災を学び 自分を守り 地域を守る」をスローガンに、市内企業の若手社員が「風水害24災害シミュレーションゲーム」を通して防災研修を行いました。これは実際の事例を基に、豪雨災害などとっさの事態にも冷静に動けるよう、あらゆる場面を想定して作成されたゲームです。

主催した飛騨防災士会普及部長の手嶋穂さんが講師を務め、「住宅地」「沿岸部」「河川流域」などに会場を区分けした後、台風を想定して警戒レベルに応じたアクションを参加者が各自選択しました。目的は「終了時まで生き残り、可能な限り被災者を救助すること」です。

参加者は危険が増すにつれ「高台に移動」「防災グッズの調達」「感染防止用グッズの調達」「ラジオやSNSなど情報手段の入手」「車の調達」など様々なアクションを選択。ゲームは約1時間にわたって行われ、最後に各自が行動を振り返り「避難所では感染予防にも気を付けなければならないことが分かりました」「ハザードマップを手に、すばやい判断や活動が求められることを知ることができました」など改善点を話し合いました。

手嶋さんは「テレビと気象庁の発表にはタイムロスがあります。災害によって避難所が違うのでハザードマップをよく確認し、通学路の危険個所は保護者が教えてあげてください」とコメント。また、防災士会の柚原孝志会長は「災害時は、まず自分の命を守ることが第一。市民がそうした意識で行動すれば、救助を要する人は減ります。今回のシミュレーションを通してこのことに気づいてもらえたと思いますが、企業では経営者が率先して防災に努め、人と企業を守っください」と話しました。

また、10月4日は企業の一員として何ができるか。「自助」「共助」の観点から「自分で何ができるか」を考え、実際に行動できるようアイデアを出し合いました。

防災研修の様子(1)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(2)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(3)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(4)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(5)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(6)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(7)

防災研修の様子

 

防災研修の様子(8)

防災研修の様子