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「クロマメ選別選手権」と「薬草かるた大会」を開催

印刷用ページを表示する掲載日:2023年12月18日更新

​12月16日(土) ぬく森の湯すぱーふる

12月の薬草週間の一環で「クロマメ選別選手権&薬草かるた大会」と題した薬草イベントが、古川町の温泉施設「ぬく森の湯すぱーふる」で開かれ、市民14人が参加しました。

薬草週間とは、広く薬草を身近に感じてもらおうと毎月1週間ほどの期間、市内の各入浴施設で薬草に関するさまざまな催しを行うものです。12月は古川町のぬく森の湯すぱーふるで、薬草風呂の提供や薬草レシピの無料配布、野草茶の試飲、薬草商品の販売などが行われました。今回の講座はこの催しの特別企画で、正月の定番である黒豆やかるたをテーマにした親子でも楽しめるイベントで盛り上がってもらい、薬草により興味を持ってもらおうと企画されました。

この日は、古川町畦畑地区で農薬や肥料、堆肥を使わない農法などに取り組んでいる「ソヤ畦畑」の森本悠己さんが講師となり、黒豆をはじめ大豆類のそれぞれの特徴や味わいの違いなどについて説明しました。国内で販売される大豆類は現在、海外から輸入されたものが多いため、森本さんはその現状をさびしく思って栽培していると心情を吐露しながら、たくさん作るのはなかなか大変だと話しました。

「クロマメ選別選手権」では、飛騨で栽培されている「ハトコロシ」と呼ばれる緑豆と、黒豆が混ざっている皿から、箸を使って2分間でどれだけの豆を選り分けられるかを競いました。参加者は4人ずつのグループに分かれ、大人も子どもも真剣になって挑戦。グループの中で一番に全ての豆を選り分けると、「できた!」と歓声をあげて喜びました。

また、薬草コンシェルジュの山鼻倭文子さんが講師となり、読むだけで薬草の勉強になるという「薬草かるた」の勝ち抜き戦も行われました。2人1組となって対戦し、山鼻さんが読み札を読むと、参加者はすばやく場の札を押さえたりして熱戦を繰り広げました。3位までの人には、薬草関連グッズがプレゼントされました。かるた大会で優勝し、薬草かるたをもらった古川小学校5年生の清水心結さんは「かるた大会が一番楽しかった。薬草について書いてある文章や絵はあまり見ていなかったけど、いろんな種類があることは分かりました。また参加してみたいです」と笑顔で話していました。

合間には、黒豆を使ったパンケーキや蒸しパンなどの作り方の紹介や、黒豆茶を作る実演がありました。参加者は、黒豆をフライパンで炒っている様子を興味深げに見たり、香ばしい匂いを楽しみました。また、作った黒豆茶や、メナモミのペーストを使った蒸しパンもふるまわれ、美味しそうに舌鼓をうっていました。

クロマメ選別選手権の様子(1)

薬草週間

クロマメ選別選手権の様子(2)

薬草週間

薬草かるた大会の様子(1)

薬草週間

薬草かるた大会の様子(2)

薬草週間

森本さんによる大豆の説明(1)

薬草週間

森本さんによる大豆の説明(2)

薬草週間

クロマメ選別選手権の様子(3)

薬草週間

黒豆を使った実演の様子

薬草週間