飛騨市図書館でクリスマスパーティーが開かれました

印刷用ページを表示する掲載日：2023年12月27日更新

12月24日（日）図書館にじの広場ほか

クリスマスイブを図書館ならではのイベントで楽しんでもらおうと、令和になって初の「クリスマスパーティー」が開かれ、市内の親子連れらが映画やボードゲームなどを楽しみました。

この日、きらびやかなツリーなどに彩られた館内にはサンタクロースの絵本やボードゲームなどのコーナーが設けられ、クリスマスムード一色。にじの広場では「クリスマスの鐘」や「マッチ売りの少女」などが上映され、子どもたちを楽しませました。また、丸1日図書館で楽しんでもらおうと、飲食スペースとして広場が開放され、お弁当を広げる親子連れの姿も見られました。

昼食後、図書館で今年2回目となるボードゲームが楽しめる時間です。子供たちはテーブルを囲み、ヒット商品の「カタン」や「クルード」「ソクラテスラ」など人気のゲームに目を輝かせました。いつもしーんと静まり返っている図書館ですが、この日だけはおしゃべりを楽しんでもおとがめはなく、歓声を上げる子も。

ボードゲームにはすごろくや将棋、オセロなど古くから楽しまれているものもありますが、近年欧米から次々と新商品が入荷し、人気を呼んでいます。例えば、ドイツ生まれの「カタン」はプレーヤーが無人島で資源の交易を行い、街を大きくしたり、道を拡張して自分の領地を拡大していくゲームです。ルールの難しいものもありますが、「子供たちの知的好奇心を満たし、達成感を覚えられる」といった様々なメリットがあるそうです。

小学生の子2人を引率した古川町の笠井友希子さんは「子どもたちにせがまれて来ました。映画やゲーム、お弁当も作ってあげ1日楽しむことができたようです。コロナ禍で入学してからというもの休校や学校行事は縮小され、思う存分学校生活が楽しめなかったので、こうした行事はありがたいです」と。また、カードゲームを楽しんでいた河合小1年の盤所聡介さんは「覚えるのがちょっと難しかったけど、時間が経つのも忘れるくらいおもしろかった」と笑顔を見せていました。