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きな粉やおはぎを作って食べて、豆の魅力を学びました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年1月12日更新

1月11日(木曜日)宮城保育園

市内の女性農業委員や同経験者、県農業経営アドバイザーなどを務めている市内の農家の女性らでつくる「まめっこの会」(中野多千子代表、会員13人)が、食農教育の一環として昨年12月から今年1月にかけ、市内の6保育園で「まめっこキッチン」を行っています。

子どもたちに食に対する興味を持ってもらい、食べることや命の大切さ、みんなで協力しながら作業をすることなど、社会で生きていく上で大切なことを学んでもらいたいと、毎年この時期に行っている活動。豆の特徴を分かりやすく学んでもらう講座や、市内で栽培・収穫された大豆を石臼で挽いてきな粉にしたり、会員が栽培したもち米を使ってきな粉のおはぎを作る体験、会員が栽培した枝豆の試食や豆乳の試飲などを行いました。

1月11日には、会員6人と市職員などが古川町栄の宮城保育園を訪問し、年長園児26人を対象に実施。この日は都竹市長も参加して園児と交流しました。

最初に、大豆について学ぶ講座を実施しました。大豆は、ゆでて枝豆として食べることができる他、芽を出させてもやしにしたり、加工して豆腐や醤油、味噌、納豆などに「変身」することをクイズを交えながら説明。数種類の大豆やその加工食品の実物を見て学びました。

豆乳を試飲した後、炒った大豆を石臼で挽いてきな粉にする体験をしました。園児らは、会員や都竹市長、市職員からアドバイスを受けながら、石臼の上部にある穴から大豆を入れ、メンバーと一緒に力をこめて石臼を回しました。永田新葉ちゃんは「きな粉を作るのは初めて。石臼からグリグリと音がしたのが楽しかった。できあがったきな粉は美味しそう。またやってみたいし、家でも食べてみたい」と笑顔で話していました。

きな粉のおはぎを作る体験では、都竹市長から作り方を学びました。もち米を炊いて搗いてあるおはぎを小分けにしてビニール袋に入れ、力いっぱい振って丸めました。さらに袋へきな粉を追加してまぶすと、美味しそうなおはぎが出来上がりました。作ったおはぎは、枝豆と一緒にその場で試食。皿に残ったきな粉まで、きれいにたいらげた子もいました。伊藤渓君は「初めてきな粉を自分で作った。きな粉は大好き。おはぎも美味しかった」と感想を話していました。
終了後、都竹市長は園児らに「こんなふうに大豆は変わるんだよという話を、お家の人に教えてあげてね。また、みそ汁や納豆を食べる時に、これは豆でできているな、とか考えながら食べると、とても楽しいよ。これから食べる物に興味をもってね」と呼びかけました。中野会長は「活動を通して、子どもたちに食べることの大切さや、農業の楽しさを分かってもらえたら」と思いを話していました。

まめっこキッチンの様子(1)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(2)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(3)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(4)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(5)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(6)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(7)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(8)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(9)

まめっこキッチンの様子

まめっこキッチンの様子(10)

まめっこキッチンの様子