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新港郷の学生たちが真冬の飛騨を満喫しました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年1月26日更新

1月15日(月曜日)~21日(日曜日)市内一円で

友好都市・台湾新港郷の大学生たちが冬季研修のため、飛騨市を訪れました。冬季の来訪は今回が初めてだそうです。一行は新港文教基金会のボランティアスタッフら15人で、ウインタースポーツに歓声を上げたり、飛騨の伝統文化を体験したり。吉城高校や飛騨神岡高校の生徒たちとの交流も楽しみました。

参加者の中には昨年8月、両高校の生徒たちが新港郷へ研修に出かけた際、ホームステイでお世話になった人たちもいて、再会を喜び合う光景も見られました。

初日は三寺まいりと重なり、初めて袖を通した和服姿に胸を躍らせながら散策を楽しみました。また、寿楽寺での座禅体験、銘菓・味噌せんべいづくりや薬草七味づくり、飛騨かわいスキー場では生まれて初めてのスキーやリフトを体験。神岡町では宙ドームにあるお土産の販売店で家族や友人にたくさんお土産を買っていました。

また、両高校では言葉の壁を乗り越えて英語や俳句の授業に臨んだ後、皆でお弁当を広げて談笑。飛騨神岡高校ではロボット部による実演を見学したり、茶道も体験しました。

茶道部では、顧問の中西貴子さんと坂下順子さんから「抹茶はお菓子で口の中を甘くして味わうと、おいしくいただけます」などと説明を聞いた後、部員たちがお点前やお運びを披露しました。学生たちは慣れない正座をがまんしながら、茶碗を手に取って作法を体験。「和菓子がきれい。芸術みたい」「茶道は奥深くて雅を感じました」「こうした伝統文化を学校教育に取り入れている所がすばらしい」などと感想を述べました。

このほか新港郷とは約30年の交流があり、友好都市の締結に尽力した市観光協会の元会長・村坂有造さんの講演や、絵手紙教室の講師を務める元教員の澤谷譲さんから絵手紙の描き方を学びました。

最終日には「お別れ会」も開かれ、両校の生徒たちや校長が学生たちを出迎え、ポップミュージックに合わせてダンスを踊ったり、かくし芸などで楽しいひと時を過ごしました。友好の証しとしてプレゼント交換も行われ、飛騨神岡高バスケットボール部に所属していた村上輝空さん(3年)が台湾でお世話になったホームステイ先の学生にユニフォームを贈ると、感激のあまり涙を浮かべる一幕もありました。

最後に一行のリーダーを務めた王昭琳さん始め、学生一人一人が「温かく迎えてくれてうれしかった」「たくさんの人に出会え、縁ができてうれしい」「この日を半年も待っていました。また会える日を楽しみにしています」「この1週間とても楽しく過ごすことができました。皆さんとはなかなか会えませんが、ネットなどを通じてずっと友達として交流を続けてほしいと思います」などと礼を述べていました。

三寺まいりを楽しむ様子(1)

三寺まいりを楽しむ様子

三寺まいりを楽しむ様子(2)

三寺まいりを楽しむ様子

スキー体験の様子(1)

スキー体験の様子

スキー体験の様子(2)

スキー体験の様子

スキー体験の様子(3)

スキー体験の様子

味噌せんべいをつくる様子

味噌せんべいを作る様子

村坂さんの講演を聞く様子

村坂さんの講演を聞く様子

吉城高校訪問の様子

吉城高校訪問の様子

飛騨神岡高校訪問の様子

飛騨神岡高校訪問の様子

茶道体験集合写真

茶道体験集合写真

お別れ会の様子(1)

お別れ会の様子

お別れ会の様子(2)

お別れ会の様子

お別れ会の様子(3)

お別れ会の様子

お別れ会の様子(4)

お別れ会の様子

お別れ会の様子(5)

お別れ会の様子