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甘酒と薬草でスムージーを作り、味わいました

印刷用ページを表示する掲載日:2024年1月25日更新

​1月24日(水曜日)ゆぅわ~くはうす

1月の薬草週間の一環で「発酵×和ハーブの日」と題した薬草イベントが、河合町の温泉施設「ゆぅわ~くはうす」で開かれ、市内外から7人が参加しました。

薬草週間とは、広く薬草を身近に感じてもらおうと毎月1週間ほどの期間、市内の各入浴施設で薬草に関するさまざまな催しを行うものです。1月は河合町のゆぅわ~くはうすで、薬草風呂の提供や薬草レシピの紹介、野草茶の試飲や販売などが行われました。今回の講座はこの催しの特別企画で、寒さの厳しいこの季節にミネラルのたっぷり含まれた和ハーブと、酵素やビタミン類が豊富な発酵食を組み合わせたスムージーを作る体験などを通し、体を温める工夫を学んでもらおうと企画されました。

この日は、(一社)和ハーブ協会認定の和ハーブインストラクターで、飛騨和ハーブの会「ヒダノワ」代表を務める上田涼子さんが講師となり、「発酵×和ハーブの日 温活スムージー編」と題した講座を行いました。

上田さんは陰陽論の考え方から、体を温める「陽(温性、熱性)」の食材、体を冷やす「陰(涼性、寒性)」の食材などがあると紹介。体を温める「温活」を行う上で、「陰」の食材を摂る時は乾燥や加熱、熟成をさせたり、「陽」の食材や調味料と一緒に調理したりすると良いなどとアドバイスしました。また、和ハーブの成分を手軽に摂る手段としてスムージーが効果的としつつも、よく使われるバナナなど生の果物は「陰」の性質を持つものが多いため、寒い冬には不向きだと指摘。濃厚な甘味で和ハーブの癖を柔らげつつ「温性」でもある甘酒を使うことを勧めました。

この日は、白米や玄米、黒米を使った3種類の濃いめの甘酒が用意され、参加者はそれぞれ食べ比べをしました。次に、用意されたヨモギやトウキ、メナモミ、クロモジ、クロマメといった5種類の中から好きなハーブを選び、ミルサーに入れて粉砕しブレンド。そこへ好みの甘酒や水、ユズ果汁などを入れてミルサーで攪拌し、オリジナルのスムージーを完成させました。参加者は、できあがったスムージーを試飲しながら「トウキの風味が強すぎたかな」「クロモジの香りがすごい」などと感想を話し合っていました。
味噌やキムチなどの発酵食を自分で作ったり、薬草にも興味があって参加したという高山市の松田茜さんは「知らない薬草の匂いを嗅いだり、甘酒と混ぜてスムージーを作れて面白かったです。美味しく作れました。普段、甘酒も作っているのですが、またいろんな使い方や楽しみ方があると分かって勉強になりました」と楽しそうに話していました。

薬草イベントの様子(1)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(2)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(3)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(4)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(5)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(6)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(7)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(8)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子

薬草イベントの様子(9)

薬草イベント「発酵×和ハーブの日」の様子