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古川西小5年生が「みのりの里中野」に看板をプレゼント

印刷用ページを表示する掲載日:2024年3月21日更新

3月19日(火曜日) みのりの里中野

古川西小学校の5年生児童48人が、古川町中野の農事組合法人「みのりの里中野」の事務所や農機具倉庫に掲げる看板を製作し、19日に5年生児童の代表が現地を訪れて贈呈しました。

同校の5年生児童は「ふるさとから学ぶ」と題した体験学習で、同団体から年間を通じて稲作の指導を受けています。この活動の中で、団体の皆さんが抱いている「米作りを大切にし、後世に引き継ごう」「地元の自然を守ろう」という気持ちや活動にふれ、自分たちにできることはないかと考え、同団体の看板や学習新聞を製作したそうです。

この日は、5年生児童を代表して中村葵さんと藤井稟子さんが事務所を訪れ、児童それぞれが感謝の気持ちを込めて書いたメッセージや学習新聞とともに、90cm×180 cmほどの大きさの看板2つを同団体の重田和照理事長や、中心となって稲作指導をしている森本義彦さんと重田裕之さんに手渡しました。

5年1組の看板は、虹のかかる田んぼに小さな稲の株や実った稲穂が描いてあり、「飛騨の緑を守っていきたい」というメッセージが描かれています。中村さんは「飾ってもらうものなので全員で丁寧に描き、良い感じになりました。見てくれた人が『みのりの里は素敵だな』と思ってほしいです」と話しました。

5年2組の看板は、お日様に照らされる飛騨の山や川と田んぼのある風景を描き、「飛騨の田園風景をのこしていきたい」とのメッセージが描いてあります。藤井さんは「みんなで手分けして、自然いっぱいで良い看板ができました。田園風景を受け継いでいく人を増やしたいです」と話しました。

同団体は8年前に発足し、2年前に法人化。現在は45人の組合員で、60~70代のメンバーが中心となり、中野地区の水田約26町歩の管理を請け負っています。近年は人手不足とともに、資材価格の高騰や賃金の上昇などの課題を抱えつつも、農機具を揃えて長く継続できるよう取り組みを進めているそうです。

重田理事長は「これまで看板がなく、どこが事務所か分からないような状態だったので、看板を付けることで『ここが拠点だ』とはっきり分かるようになってありがたい。子どもたちが農業に関心を持ってくれたことも嬉しいですね」と目を細めていました。

看板のプレゼント

看板のプレゼント

贈呈の様子(1)

贈呈の様子

贈呈の様子(2)

贈呈の様子

贈呈の様子(3)

贈呈の様子

贈呈の様子(4)

贈呈の様子

贈呈の様子(5)

贈呈の様子

贈呈の様子(6)

贈呈の様子

贈呈の様子(7)

贈呈の様子