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さまざまなスパイスを使ってカレーや副菜づくりに挑戦

印刷用ページを表示する掲載日:2023年9月26日更新

9月22日(金) 喫茶あん

飛騨市公民館講座の一環で、市民向けのワークショップ「お家で簡単に作れるスパイス料理教室」が、古川町下気多の喫茶あんで行われました。

公民館講座は、生活に密着した身近な物事をテーマに、生涯学習の一環として市民の皆さんに幅広く学んでいただくもの。中でも「食」に関する講座は人気が高く、また近年さまざまな種類のスパイスを使った料理がブームになっていることもあり、今回は地元の野菜の地産地消も図りながら「スパイス料理」をテーマに企画。コロナ禍で飲食をともなう催しは大きく制限されていましたが、この日は参加者みんなで調理をし、試食までを楽しむ講座になりました。

講師は、カレー用のスパイスパウダーやチャイなど、スパイスを使ったオリジナル商品の企画開発・販売などを行っている「飛騨スパイスカレー研究所」の中川雄介さん。トマトやナスなど、夏のシーズンにご近所さんから大量におすそ分けしていただきがちな夏野菜を有効に活用でき、ある程度は冷蔵庫で保存もできる「カレー」をテーマにして講義と調理実習がありました。

中川さんは、香りや刺激などの風味を感じることが「スパイシー」であり、辛くなくても「スパイシー」という表現を使うなどと説明。また、スパイス商品には、種子をそのまま乾燥させた「ホール」と粉にした「パウダー」があること、個々のスパイスの味わいや特徴を知ることで自分好みの味を作れることなどを紹介しました。さまざまな種類のスパイスを実際に見たり、その特徴を具体的に説明してもらいながら、一粒ずつかんでその味わいを確かめる学びも行いました。

講話の後、「飛騨地鶏のレモンチキンカレー」と「ナスのアチャール」づくりに挑戦しました。中川さんは「トマトは最初に強火で熱を加えることで酸味が取れて旨味に変わります」「スパイスは、ホールで買って挽いて使うのがおすすめ」などと説明しながら、材料を炒める火加減や時間、火を止めるタイミングなどについてアドバイス。参加者はメモを取ったり写真を撮りながら、調理のコツを学んでいました。

古川町の井之口裕子さんは「スパイスに興味があって揃えましたが、なかなかお店の味みたいにならないです。今日は、スパイスの使い方やオーガニックの良さを学べました。美味しくできたので、家でもっと作りたいです」、同じく古川町の渡邉裕子さんは「インドの家庭料理ではたくさんスパイスが使われている印象でしたが、実際はそれほど多く使われないことや、スパイスのことについていろいろ聞けて勉強になりました。スパイスは体に良さそうという感じがしましたし、薬草と同じ効果もあるのでは。家庭でも作ってみようと思います」と話していました。
 

ワークショップの様子(1)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(2)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(3)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(4)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(5)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(6)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(7)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(8)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(9)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(10)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(11)

ワークショップの様子

 

ワークショップの様子(12)

ワークショップの様子