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負傷男性を救護した神岡町の沖田真一さんに感謝状を贈呈

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月20日更新

10月19日(木) 神岡消防署

神岡町和佐府地内の大規模林道高山大山線で負傷していた男性を発見し、迅速で適切な応急手当をして救護にあたったとして、神岡町和佐府の沖田真一さんに対し、飛騨市消防本部から感謝状が贈られました。また、現場に居合わせ、沖田さんと協力して救護にあたった神奈川県からの男性登山客にも取り急ぎ、お礼状を贈りました。

沖田さんは9月19日、自宅からほど近い同林道で、荷崩れを起こした材木を直そうとして誤ってトラックの荷台から転落し、倒れていた近隣の60歳代の男性を発見。男性は意識があって会話もできる状態でしたが、頭部から出血があり、腰を強く打って身動きできない状態だったため、救急通報しました。たまたま通りかかった男性登山客も救護に協力。頭部を適切に止血したり、降りはじめた雨から負傷男性を守るため、男性登山客が持っていた雨合羽で保温しながら救急車が到着するまで1時間以上見守り、容態の悪化を防ぎました。

負傷した男性は、救急車で山之村地区のヘリポートまで搬送され、駆け付けた医師の応急処置を受けた後、ドクターヘリで病院へ。男性は骨盤骨折などの大きな怪我でしたが、命に別条はありませんでした。

神岡消防署で開かれた贈呈式で、堀田丈二郎消防長から感謝状を受け取った沖田さんは「骨折はしているだろうと思いましたが、頭から出血があったので心配しました。(感謝状贈呈について)まさかこんな大ごとになるとは。大したことはしていないので恐縮しています」と話していました。

堀田消防長は「患者さんの予後悪化を防ぐために適切な処置をしていただき、感謝します。雨の降る中、1時間も倒れていると病態が悪化しがちですが、無理に動かすのも良くないですし、最善のことをしていただいた」と感謝の言葉を述べました。

感謝状贈呈の様子(1)

感謝状贈呈の様子

感謝状贈呈の様子(2)

感謝状贈呈の様子

感謝状贈呈の様子(3)

感謝状贈呈の様子