室町時代から戦国時代にかけて飛騨を治めていた武将・江馬氏。
江馬氏の館跡周辺は、江戸時代以降、水田として利用されていましたが、地元では古くから「水田の中にある5つの大きな石は江馬の殿様の庭石だ」と言い伝えられていました。
発掘調査により、伝承通り庭園のある中世武家館跡が発見され、さまざまな資料を元に、下館跡の庭園、庭園を観賞する会所、主門、土塀などを復元。特に、庭園と会所をセットで復元した中世武家館は全国でここだけで、会所からは当時の殿様が眺めたとされる、飛騨の雄大な山々と美しい庭園を一望することができます。
10時から16時(入館15時30分まで)
個人200円、高校生以下無料
団体(20名)大人160円、高校生以下無料
<共通券(高原郷土館)>大人300円
無休(12月から3月は休館)
岐阜県飛騨市神岡町殿573-1
0578-82-6001
JR飛騨古川駅から車で30分