ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > ひだ宇宙科学館 カミオカラボ ウェブサイト > 高校生が1日サイエンスコミュニケーターを体験しました

高校生が1日サイエンスコミュニケーターを体験しました

印刷用ページを表示する掲載日:2019年9月12日更新

ニュートリノ!サイエンスコミュニケーターの高知尾です。

 

先日、岐阜県立吉城高等学校(古川町)の生徒8名がカミオカラボの来館者に展示の説明やクイズの出題を行う体験イベントが開催されました。

 

吉城高校は昨年創立70周年を迎えた伝統のある高校で、「普通科」と「理数科」という2つの学科があります。

 

吉城高校では2015年より、飛騨市と連携して地域の課題解決を目指す「吉高地域キラメキ(YCK)プロジェクト」という取り組みを行っています。この活動は、地域への貢献に加えて生徒自身が現代の課題を自分ごととして捉えて行動するための教育(持続可能な開発のための教育=ESD)としての側面も併せ持っています。

 

地元の企業の魅力を伝えるライターになったり、ドローンフェスティバルというイベントを作りあげたりと大人でも参加したくなる魅力的なコンテンツがたくさんある中、今年はカミオカラボもその仲間に入れてもらえました。

 

元々5名だった参加枠に、8名もの生徒が参加してくれました。

参加者としては、「宇宙」に興味がある人と「コミュニケーション」に興味がある人、またはその両方に興味がある人が集まりました。

 

イベント当日は、東海地方のテレビ局に取材に来ていただき、高校生の士気も上がっていきます。

スタッフと高校生がお互いに自己紹介をした後、私の方からカミオカラボの施設や展示について紹介させていただききました。

 

そして午前10時過ぎに、いよいよサイエンスコミュニケーターとしての活動がスタートしました。

高校生はそれぞれのやり方で来館者とコミュニケーションをとっていきます。科学が得意な生徒は開始早々に解説を始めていますし、小さいお子さんにとても優しく接する生徒も、体験ゲームで小さい子と本気で対戦する生徒もいます。身振りを交えてニュートリノがなんでも通り抜けていく様子を表現しようとする生徒もいました。

来館者を楽しませる手段は多様なのだなぁと、改めて感じさせてくれました。

 

操作を説明する様子

操作説明をして一緒に体験する高校生

 

重力波を説明する様子

重力波を捉える仕組みを解説する高校生

 

当日は、合計800名を超える多くの方にご来館いただきました。そのため、高校生にとっては、多くの来館者と話す機会を得ることができました。普段の生活ではなかなか得られない経験だったのではないでしょうか。イベントの最後に生徒の感想を共有したところでは、「話してみなくちゃ(そこからどんな話に発展するか)わからない」「想定外の話の展開になって面白かった」と感じた生徒が多かったようです。

 

今回、生徒に事前に課した課題がありました。

館内のコミュニケーションスペース"むすびば"で来館者に出題する「宇宙クイズコーナー」のために、生徒は事前に1人2問ずつ宇宙や素粒子に関する問題を考えてきてもらいました。

当日は、40分の準備時間の中で問題をブラッシュアップして、画用紙にまとめていきます。

 

そして、来館者の前でクイズコーナーの司会進行をするという経験をします。

展示フロアでの解説は一対一での対話でしたが、今回は一対多のコミュニケーション形式なので必要とされるスキルは少し異なってきます。

 

さぁ、本番です。

クイズを出題する様子

宇宙にまつわるクイズを出題する高校生

 

例えば、生徒が出題した問題をひとつ紹介します。

 

Q. 太陽の活動が激しくなると、地球では何がみられる?

1. オーロラ 2. 虹 3. 蜃気楼

 

みなさんは、どれが答えだと思いますか?

 

それぞれの回で計4問が出題され、各回の全問正解者にはカミオカラボから粗品をプレゼントさせていただきました。

クイズコーナーも盛り上がり、午後4時に全行程を終えました。

最後には、高校生はみんな(いい意味で)話し疲れた様子でした。

 

カミオカラボでは、通常時も来館者とコミュニケーションを行う「ラボサポーター」を募集しています。学びと対話の相互作用が期待できるラボサポーターをみなさんも体験してみませんか。

 

集合写真

最後にワンダーシップで記念撮影


Calendarカレンダー

Science communicator blogサイエンスコミュニケーター ブログ

サイエンスコミュニケーターブログを見る