東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設 スーパーカミオカンデ実験代表者の中畑雅行教授が、紫綬褒章を受章することが2024年11月2日発表されました。
中畑雅行教授は、長野県松本市出身。東京大学を卒業後、同大学院博士課程を修了。
1982年、修士課程の時に、ノーベル賞受賞者の小柴昌俊氏の研究室に入り、途中2年半にわたるドイツでの研究の時期もありましたが、延べ40年にわたり神岡鉱山の地下にある研究施設でカミオカンデ実験に尽力されました。
太陽ニュートリノと超新星ニュートリノ研究を中心に、ニュートリノ物理学と天体物理学、そして地下での科学研究の発展に尽くしてきた中畑教授の著しくな功績が認められました。
飛騨市においては、ひだ宇宙科学館カミオカラボの監修協力や、サイエンスカフェなどさまざまな講演会で講師を務めていただき、学術成果の発信に積極的にご協力いただいています。
受賞についての詳細は東京大学宇宙線研究所のページ<外部リンク>を参照ください。
紫綬褒章を受章した宇宙線研究所前所長の中畑雅行教授(画像提供:東京大学宇宙線研究所)