マイマイガ発生への対応について
市内でマイマイガの発生が確認されています
古川町畦畑地内において、マイマイガの幼虫が確認されています。 身近な場所で発見した場合は、以下のマニュアルを参考に適切に防除し、大量発生を抑制しましょう。
【古川町畦畑地内で捕獲されたマイマイガ】
今後、マイマイガ(成虫)の発生が心配されています。
夜間、LED以外の照明は、マイマイガを誘引する恐れがありますので、不要な電灯は消灯し、発見した卵塊は極力除去いただくなど、寄せ付けない、(来年)発生させないようにできる範囲での対応をお願いします。
除去の方法は、下記の外部リンク(岐阜県マイマイガ防除マニュアル)をご参照ください。
マイマイガ防除マニュアル(岐阜県健康福祉部生活衛生課作成) [PDFファイル/392KB]
マイマイガとは
ドクガ科に属する大型の蛾で、日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、北アフリカ、北アメリカに広く分布します。幼虫はさまざまな木の葉(主に広葉樹)を食害し、時に大発生することが知られています。北海道では、およそ10年の周期で大発生を繰り返すようです。近年、飛騨市内では、平成25年から平成26年にかけ大発生しました。
【マイマイガの成虫と卵塊】
【マイマイガの幼虫】
【マイマイガの幼虫が卵塊からふ化する様子】
成虫の防除および卵塊の除去について
成虫対策
1.照明の消灯・交換
水銀灯や蛍光灯の明かりはマイマイガを誘引する原因となるため、消灯や、LED照明への変更により、マイマイガが大量に集まるのを抑制する効果があるといわれています。
2.殺虫剤
壁などに止まっているマイマイガには、市販のガ類用殺虫剤などで防除することで、卵塊を産み付けられることを防ぎます。
卵塊対策
卵塊を除去する際は、卵塊を覆っている鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりすることがありますので、マスク、ゴーグルや手袋を着用してください。
除去方法
先が平らなものではがす
ペットボトルを半分に切断したもの等、先が平らなものを使い、はがして除去する。その際、硬い素材を使用すると、外壁などを傷つけることがありますのでご注意ください。
高圧洗浄機などで洗い落とす
高い場所などは、高圧洗浄機などの高圧の水で洗い流す方法も有効です。その際は高圧の水で、外壁を傷めないようご注意ください。