使用済みペットボトルの水平リサイクルがスタート!
水平リサイクルって?
ペットボトルは繰り返し利用できる資源ですが、これまで市が回収したペットボトルの約7割は食品トレーや繊維などの原材料にリサイクルしていました。
しかし、それらの多くは最終的には焼却や埋め立て処分となり、リサイクルの輪が途切れてしまいます。
そのため、市では回収したペットボトルから再度ペットボトルとして活用できる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現するため、サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社・サントリーホールディングス株式会社)と水平リサイクルに関する協定を締結しました。
これにより、今後、市で資源ごみとして回収したペットボトルは、すべてサントリー製品のペットボトルとなって繰り返し使用されリサイクルの輪が何度も循環するだけでなく、リサイクル先が明確に「見える化」できることで、市民の皆さんのリサイクル意識の向上も期待されます。
協定締結式の様子
令和6年3月14日、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました。
サントリー食品インターナショナル株式会社 風間常務執行役員(左) 都竹市長(右)
脱炭素社会の実現へも貢献します
新たな化石由来原料を使用してペットボトルを作る場合と比べて、約60%のCo2排出量を削減(※)できます。
※使用済みペットボトルからプリフォーム(ペットボトルの原型)製造までの工程において
ペットボトルの分別方法は変わりません
皆さんのペットボトルの出し方は、これまでと変わりません。
キャップとラベルを外し、水ですすいで乾かしてから各地区の資源ごみの日、または飛騨市リサイクルセンター内分別回収所に出してください。
ペットボトルを水平リサイクルするには、皆さんが家庭から排出するペットボトルをキレイな状態にして出していただくことが必要不可欠になります。
引き続き、ペットボトルの適切な排出にご協力をお願いいたします。