飛騨ふるさと種蔵村集落MAP　No.17　石積みの修復

石積み修復

ご覧になっている棚田の石積みですが、左側のほうに積まれている石と色が異なっていることにお気づきになるでしょうか。これは、石積みの一部が崩れ始めたため、令和4（2022）年に新たに積み直したためです。修復は、「種蔵を守り育む会」が主催（共催・飛騨市）する「空積み修繕＆継承ワークショップ」として行われ、専門家の指導を受けながら、ワークショップ参加者が実地で石積みに取り組みました。青山学院大学コミュニティ人間科学部の「地域実習」を受講している学生も、このワークショップの運営補助に携わっています。

集落内には、このワークショップで修復した棚田が数カ所あります。石積みの色が隣と異なっていたら、修復された部分であることがわかりますので、挑戦してみてください。そうした発見をしながら探し歩くと、集落の景観を維持しようとする人々の想いを感じとれると思います。

景観

　愛知県立芸術大学・青山学院大学学生協同・コミュニティ情報継承研究会

『この活動は「2024年度岐阜県棚田地域水と土保全基金事業（若い力で元気創出ふるさと支援事業）」を活用しています。』