飛騨ふるさと種蔵村集落MAP No.2 搗き屋
印刷用ページを表示する掲載日:2025年2月28日更新
搗き屋・搗屋
つきや
搗き屋は、水の力を利用して杵で臼をついて穀物を精白・精製する小屋です。臼の部分は、床下にはめ込まれています。この搗き屋は、平成20(2008)年に復元されたものですが、実際に使うことができます。
毎年行われる新そばまつりでは、6日間昼夜問わずそばの実を搗いて精白しています。
種蔵集落では、昭和30(1955)年ころまで、主に米を搗くために、周辺の沢や谷川に沿って全戸が一つずつ搗き屋を持っていました。
穀物の出し入れは子どもの仕事となることが少なくありませんでした。子どもたちが遊びに夢中になるあまり、搗いている穀物を取り出し忘れて、粉々になってしまうこともあったと聞きます。
搗き屋内観
愛知県立芸術大学・青山学院大学学生協同・コミュニティ情報継承研究会
『この活動は「2024年度岐阜県棚田地域水と土保全基金事業(若い力で元気創出ふるさと支援事業)」を活用しています。』