令和6年度「飛騨神岡祭」情報(随時更新)
飛騨神岡祭情報を随時アップします
奥飛騨に春の訪れを告げる「飛騨神岡祭」は、神岡町市街地にある大津神社、白山神社、朝浦(あそら)八幡宮の三社で同日にそれぞれ行われる例祭の総称で、「高山祭」、「古川祭」と並ぶ、「飛騨三大祭」のひとつです。
祭当日は、年に一度、神様が里に出られ町内を巡行される日として、町内の家々からお神酒などが献供され、町内各所で賑々しく舞や楽が奉納されます。
祭の最大の見どころは、三社の中でも一番規模の大きい大津神社の渡御(とぎょ)・還御(かんぎょ)の各行列です。
正午(12時)に大津神社を発輿する渡御行列は、平安絵巻を思わせる大行列が、市街地のメイン通りの西里通り・本町通りを笛、太鼓、鉦を打ち鳴らす祭囃子の中、進路を清める天狗に似た鼻の高い猿田彦を先頭に、獅子、神楽、雅楽、鶏闘楽、奴、台輪と呼ばれる移動式の舞台で舞を披露する采女、小・中・大神輿が進む様は圧巻の一言。渡御行列の終点となる本町防災公園では、社中芸能披露が催されます(雅楽、舞姫、鶏闘楽、獅子舞)。
午後7時からの神様が里から神社へ戻られる還御行列では、本町防災公園を出発し、西里通りを進んできた各社中が、大津神社参道下の川西ポケットパーク付近で、芸能披露を行います。一日街なかを巡行した獅子、鶏闘楽や神輿の担ぎ手たちは気分も高まって最高に盛り上がり、熱狂的に舞い踊り、練ります。
各神輿は、参道を行きつ戻りつゆっくりと練り進みますが、参道を登りきり境内にさしかかるとそれまでの足取りから一転、鶏闘楽の鉦が打ち鳴らされる中境内を一気に駆け抜けて拝殿へとなだれ込みます。熱気あふれる祭りのクライマックスは、観光客のみならず地元の人たちをも魅了します。
神岡から古川までのお帰りの際、無料地域交流バスを運行します。
各神社の日程 ※雨天の場合、各社の行列は中止
大津神社
12時00分 渡御行列出発(境内)
13時30分~14時30分 芸能披露(雅楽、舞姫、鶏闘楽、獅子)(本町防災公園)
19時00分 還御行列出発(本町防災公園)
20時00分頃 社中芸能披露(大津神社下川西ポケットパーク前)
【芸能披露】
4月26日(金曜日)船津座多目的ホールにて
19時~神楽、鶏闘楽、獅子(入場無料)
朝浦八幡宮
12時00分 渡御行列出発(境内)
15時30分 渡御行列出発(神岡小学校下交差点)
【屏風等の特別公開】
4月26日(金曜日)13時~17時 同宮にて
本殿を手掛けた飛騨が誇る名匠・石田春皐や、画家・吉村孝敬が描いた屏風等を公開します。(入場無料)
白山神社
12時00分 渡御行列出発(境内)
18時30分 還御行列出発(神岡振興事務所前)
神岡町内交通規制と駐車場のご案内
○町内交通規制
飛騨神岡祭の開催に伴い、以下のとおり交通規制が行われます。周辺住民の方、町外から観覧に来られる方等、多くの方にご迷惑をおかけしますが、安全・円滑な祭りの進行のためご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします。
○駐車場
ご利用いただける駐車場は神岡振興事務所、夕陽ヶ丘市民駐車場、大島神岡駐車場となっております。
無料地域交流バス運行表(神岡町⇒古川町)
関連サイト
- 飛騨市観光サイト<外部リンク>