ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
飛騨市移住・定住サイト 飛騨に暮らす > 30歳を機に農家へと ~松永さんご夫妻~

30歳を機に農家へと ~松永さんご夫妻~

更新日:2023年6月13日更新印刷ページ表示

30歳で方向転換したい

農業というのは頭にはありました

愛犬のつくしちゃん、ヤギのユキオくんとお散歩する松永さん

農業を始めた頃の思い出を語る松永さん

愛犬のつくしちゃん、ヤギのユキオくんとお散歩する松永さん、農業を始めた頃の思い出を語る。
高校まで岐阜県美濃地方で生まれ育ち、静岡の大学卒業後、メーカーに8年間勤務されていた松永宗憲さん(35)。2010年に飛騨市内でも最北端の宮川町に移住し、奥様(高校の後輩)、犬のつくしちゃん、ヤギのユキオくんとトマト農家を始めました。
ー農業をやりたいと以前からお考えだったんですか?
私の場合、『30歳で方向転換したい』という思いがまず強くありました。じゃあ何をするのか、という時に、“農業”という選択肢は昔から頭のどこかにあったように思います。

飛騨というブランド力

飛騨市の農業支援制度は充実しています

夫婦での農作業も楽しく充実しているとのこと

夫婦での農作業も楽しく充実しているとのこと

夫婦での農作業も楽しく充実しているとのこと

明るくインタビューに答える松永さんご夫妻。夫婦での農作業も楽しく充実しているとのこと。
-なぜ飛騨市で始められたんですか?
気候の良い静岡でという気持ちもありましたが、なかなか農地が空かないんです。その時に、祖父母が暮らしていたこの土地が頭に浮かびました。飛騨というブランド力がありますし。
-なるほど。農業について特別な勉強はされたんですか?
岐阜県の農業大学校で基礎を4ヵ月間学びました。その後、飛騨市に斡旋してもらい、一年間トマト農家で研修をさせてもらいました。栽培するものへのアドバイスなど、飛騨市や岐阜県の支援制度には本当に助かっています。

農家だけど野菜嫌い?

妻としての驚きはこんなことでした

主人は実は野菜があんまり好きじゃないんですよ

主人は実は野菜があんまり好きじゃないんですよ

主人は実は野菜があんまり好きじゃないんですよ

主人は実は野菜があんまり好きじゃないんですよ。
-奥様にうかがいたいのですが、いきなりメーカーを辞めて、四方を山に囲まれた土地で農業をやると言われて、反対しませんでしたか?
主人は野菜嫌いだし、ちょっと驚きはしたんですが、反対はしませんでした。というか、来てみるまで、あんまりどういうことか自分でよくわかってなかったです(笑)。来てからの驚きはたくさんありました。雪の多さや、集落の人に常に見られている感覚とか。でも、その周囲の目が防犯になっているんだなとしばらくしてわかりました。
-ご主人、野菜嫌いなんですか(笑)
はい。あ、でもトマトは好きです(笑)

冬場のオフ期間には海外旅行も!

季節の変化を肌で感じることができますよ

周辺は旧宮川村ののどかで美しい景色に溢れる

周辺は旧宮川村ののどかで美しい景色に溢れる

周辺は旧宮川村ののどかで美しい景色に溢れる

周辺は旧宮川村ののどかで美しい景色に溢れる。
-これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いできますか?
この自然の美しさは住んでみないとわからない。四季をはっきりと感じることができます。紅葉は「山から下りてくる」、新緑は「麓から上がっていく」と表現するなど、地元の人は自然と共に生きています。集落の人とのお付き合いもすぐ慣れると思いますよ。野菜をくださったり、皆さん親切です。農業は確かに大変ですが、12月~3月半ばまではオフ。夫婦で節約海外旅行に行ったりしています。昨年はトルコでした。そんな生活パターンもいいものですよ。