9月10日(火曜日) 市役所
買い物に不便を強いられているお年寄りなどへ向けた移動スーパー事業などを営んでいる神岡町の坂本佳祐さんが市役所を訪れ、子ども向けの英語教材などを市内の全小中学校へ寄贈しました。
海外留学の経験のある坂本さんは、英語が必要となるこれからの時代、地元の子どもらにも幼いころから英語に慣れ親しんで興味を持ってもらい、自らの未来を広げてもらいたいと毎年、英語教材を市へ寄贈してくださっており、今年で9年目を迎えました。教材の購入には移動スーパーの売り上げの一部や、協賛者から寄せられた寄附金、坂本さん個人の浄財もあてています。
この日は、市教育委員会を通して要望を聞き取り、各校からそれぞれ希望が寄せられた英語の絵本やカードゲーム、子ども用のヘッドセット、漫画『ワンピース』や『ハイキュー!!』の英語版などを持参し、都竹市長と下出教育長に手渡しました。
都竹市長は「教育現場ではデジタル化が進んでいますが、同時にアナログの部分も大事。いただいた教材を子どもたちはみんな喜んで使っていて、現場でも有効に使えており、本当に感謝しています」と謝辞を述べました。
坂本さんは「子どもたちが英語に楽しみながら触れられる環境づくりのお手伝いが少しでもできたら」と思いを述べていました。