令和6年度上半期常設展として、郷土作家上原誠の油彩画を展示します。飛騨地方の高等学校で長く美術指導し、多くの教え子に慕われた上原は、昭和10年東京美術学校在学中、当時の帝展改組時の「第二部会第1回展」に、異色の油彩画を出品、その後も当時の西欧の絵画運動の影響を受けながら、独自の画風の油彩画を制作しています。
本展では、東京美術学校の卒業制作「雪國のゴム靴直し」をはじめ、在学中に描いた「たそがれの波止場」、戦後の美術教師時代に描いた「タックル」、「満州の想い出」等、戦中から戦後にかけての上原誠の15点の作品をご紹介します。ぜひご覧ください。
4月13日(土曜日)~8月4日(日曜日)
9時00分~17時00分(最終入館は16時30分)
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
無料
上半期常設展「上原誠 収蔵品展」チラシ [PDFファイル/933KB]
飛騨市美術館・古川郷土民芸会館
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