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イノコヅチ
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掲載日:2026年2月20日更新
イノコヅチ

イノコヅチは、道端や里山、畑の縁など、私たちの暮らしのすぐそばに自生する多年草です。根は生薬に使われ、「牛膝(ごしつ)」と呼ばれますが、これは根元近くの茎の節が牛の脚のように見えることから名づけられたそうです。夏から秋にかけて、茎の先に緑色の小さな花をたくさん咲かせ、その後できる実は、衣服や動物の毛にくっつきやすい形をしています。腰痛、ぎっくり腰、関節痛、リウマチの他、利尿、強壮作用があると言われています。
基礎情報
■分類 ヒユ科
■自生地 道端、畑の縁、林の縁、庭先など身近な場所
■草丈 50〜100cmほど
■利用部位 地上部
利用のヒント
茎の断面が四角いことが見分けるポイントの一つになります。若い茎や葉を和え物にしたり、乾燥させて刻んでふりかけにする他、お茶にしたりします。出汁のような風味が特徴で、薬草出汁としても活用できます。他の食材とも合わせやすいため、日常の料理に取り入れやすい野草です。
参考文献
村上光太郎(2016)『大地の薬箱 食べる薬草事典』農山漁村文化協会.
村上光太郎(2016)『薬草を食べる(徳島新聞連載)』イシダ測機プリント事業部.
