マダニに刺されたあと出血が止まらなくなる病気(SFTS)が岐阜県で発生しました
屋外活動時に「マダニ」対策を
令和8年4月、岐阜県内で今年初のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の発生が報告され、令和7年7月に続き2例目となりました。
SFTS は、ダニに刺されることが原因で起こる感染症です。
今までは西日本に多かったのですが、岐阜県内でSFTSの発生があったため、飛騨地域でも 感染するリスクがあると考えられます。
正しい知識と対策で、大切な命を守りましょう。
SFTSってなに?
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、主にマダニが媒介するウイルス感染症です。
感染すると、発熱、全身倦怠感、嘔吐、下痢などの症状が現れ、 重症化すると血小板の減少により出血しやすくなり、命に関わることもあります。
- 発症まで:1~2週間
- ワクチンや特効薬:現在ありません
- 対策:ダニに刺されないことが最も重要です
マダニはどこにいる?
【ダニが多い場所】 山林や里山 、草むらや藪、 落ち葉が積もった場所
【ダニが活動しやすい時期】 春から秋(特に5月~10月がピーク)
私たちにできる、5つの対策
✓野外活動時の服装 暑いので熱中症に気をつけながら、長袖、長ズボン、帽子を着用する 。 肌の露出を避けズボンの裾は靴下の中へ
✓ 虫よけ対策 ディート・イカリジンを含む虫よけスプレーを使用する 、 定期的に塗り直す
✓ 帰宅後のチェック 脱衣時に体をよく確認する 。 特に足、脇、耳、首の周り、髪の中をチェック 。 ダニに刺されているのを見つけたら、無理やり引き抜かず医療機関に相談
✓ 衣類と体の清潔 脱いだ衣類はすぐに洗濯する 。帰宅後はシャワーを浴びるか入浴。衣服にダニがついていたら、ガムテープで取ってから脱ぐ
✓ ペットのケア 犬や猫に付いたダニを定期的に確認する 。ペット用のダニ対策を
こんな症状が出たら、すぐに病院へ
次の症状が出た場合、特に野外活動後に見られた場合は、 医療機関に相談してください。ダニに刺されたことを医師に伝えましょう。
38℃以上の発熱 、全身の倦怠感、 頭痛、筋肉痛、 嘔吐、下痢、腹痛 、出血傾向(鼻血、歯ぐきからの出血など)
飛騨の豊かな自然と親しむために
飛騨地域の美しい山々や自然は、私たちの大切な財産です。
正しい対策をすれば、農作業、山仕事、山菜取り、山登りやハイキングを安全に行うことができます。
家族で一緒に、ダニ対策を心がけ、飛騨の自然とともに暮らしましょう。
そのほか「衛生昆虫写真館(国立感染症研究所)<外部リンク>」、「国立健康危機管理研究機構 マダニ対策、今できること<外部リンク>」などから詳細をご覧いただけます。



