4月24日(水) 市役所
(一社)岐阜県測量設計業協会 飛騨地区協議会と飛騨市が、災害応援協定を締結しました。調印式には、同協議会代表幹事で(株)相和コンサルタント代表取締役社長の岡田守さんと都竹市長が出席し、協定書にサインを交わしました。
大規模な災害が発生した後、迅速な復旧・復興を進めるためには、まず初動調査や復旧に向けた測量設計業務を迅速に行う必要があります。今回は、災害が発生または発生する恐れのある場合の状況調査などの初動調査、初動調査の際に必要に応じて測量設計を行ったり測量設計会社を確保するといった測量設計業務に関する協力について協定を結びました。同協会はこれまで、県内で同様の協定を10市と締結しており、飛騨市との締結は11市目となります。
都竹市長は「ひとたび災害が起きると調査測量に大変な労力を要します。ここに時間がかかると、その後の災害復旧が遅れてくるので、初動をどうやって迅速にやるのかというのが大きなテーマ。今回の協定で、分担してパトロールができ、速やかに測量設計に着手できるようになるので、全体の復旧に要する時間の短縮につながることが期待でき、大変うれしい」などと話し、謝辞を述べました。
あいさつに立った岡田代表幹事は「今回の協定締結により、災害発生直後から被災地の迅速な復旧復興に向けた測量設計作業が可能になります。有事の際には協定に基づき、被災箇所の迅速な復旧復興に向け、与えられた役割を果たしていきます」などと決意を述べました。