10月27日(木曜日)飛騨市文化交流センター
小中学校全9校が一堂に会し、「第17回飛騨市小中学校音楽会」が開催されました。コロナ禍で3年ぶりの開催で、スローガンは「響かせよう心から心へ」です。
午前は小学校の部、午後から中学校の部が開催され、感染対策に万全を期して保護者や地域の人たちも多く鑑賞されました。
中学校の部では、古川中2年生、神岡中2年生、山之村中全校生徒が合唱を披露しました。
また、スペシャルゲストとしてNPO法人ひだ文化村の協力により東京混声合唱団のソプラノ松崎ささらさん(コンサートマスター)、アルト小林祐美さん、テノール志村一繁さん、バス下西祐斗さん、そしてピアノ若月直子さんが合唱を披露され、古川中合唱部、同校吹奏楽部、神岡中吹奏楽部の演奏もあり、音楽会に花を添えました。
そして締めには、古川中と神岡中の吹奏楽部が初の合同演奏を披露し、観客に感動を与えました。
音楽に造詣が深い神岡町の石田哲也さんが講評を務め、「マスクを着けていても丁寧に歌い、柔らかくいい響きの歌声で素晴らしく、聴く人の拍手する姿も素晴らしかった」などと話し、主催の飛騨市小中学校校長会を代表し古川中の中村裕幸校長は「コロナ禍でなかなか練習ができず、創意工夫で練習をがんばってきた中で、仲間の良さや自分の良さ、自分らしさを見つけたと思う。今後の学校生活に活かし、飛騨市を支える一人としてがんばってほしい」と生徒をたたえ、エールを送りました。