11月6日(日曜日)古川小学校グラウンド
古川祭をテーマにした演舞で第24回にっぽんど真ん中祭り「どまつり大賞」を受賞した富加町のよさこいダンスチーム「半布里(はぶり)」が、飛騨市で凱旋公演を行い、併せて市は半布里に飛騨市観光プロモーション大使を委嘱しました。
半布里は富加町を拠点に2000年に結成し、メンバーは約100人。20代から30代をメインに、10代から70代で構成され、中には他県から通うメンバーもいます。チームの合言葉は「富加の町から元気を発信」で、今回念願の「どまつり大賞」に輝きました。
半布里の演舞はテーマを決めたら、独自の楽曲を作って振付をし、衣装も作り、一つのステージに創り上げていきます。今回チーム結成20周年を記念して選んだテーマが、飛騨古川祭でした。
衣装の白の法被は「晒しを巻いた勇ましい姿」を、着物の青緑は「自然の豊かさ」を、ピンクの布は「綺麗な桜の景色」を表現。また、着物の羽織は「屋台の煌びやかさ」をイメージし、赤い法被は「祭りの熱気や夜祭の景色」を参考にしています。作品を作る上で何度も古川に訪れ、街並みや祭り映像などを見て、半布里独自の衣装や作品の流れを創られました。
この日は、アンコールも含め演舞を2回披露され、どまつりジュニア部門で金賞を受賞した「半布里Jr.」の演舞も披露され、古川祭の動と静を表した優美で迫力ある演技で大勢の市民らを魅了しました。演舞が終わると、古川祭を全国に紹介されたことを称え、都竹市長から飛騨市観光プロモーション大使の委嘱状が渡されました。
半布里メンバーの井島実香さんは「踊りを通して町を超えて皆さんと繋がれることは本当に幸せ。この縁をこれから先もどんどん大切にし、どんどん広げ、どんどん深くしていきたい。大切にしてきた踊りなので、皆さんの心に届いたらと思う」と集まった市民らへ熱い気持ちを伝え、半布里代表の山田将太さんは「こういう形で地元の皆さんに愛される時間を実現していただけて本当に嬉しく思う。来年も古川祭を題材に今年よりもっと良い作品を創れたらと思う」と感謝の気持ちやこれからの思いを語っていました。
なお、この日の演舞は、半布里公式YouTube<外部リンク>でご覧いただけます。