5月14日(土曜日)忠霊塔
古川町忠霊塔奉賛会(鎌手武芳会長)が古川町上気多の忠霊塔で、令和4年度戦没者追悼慰霊祭を執行しました。
この忠霊塔には、日本最後の内戦といわれる西南戦争から太平洋戦争までに亡くなった古川町出身の戦没者五百五十柱が祀られており、毎年この時期に追悼法要や追悼慰霊祭が行われています。
今回は神式で執行され、戦没者の遺族、来賓、関係者など約100人が参列し、こうべを垂れて戦没者を偲び、哀悼の意を表しました。
鎌手会長は「戦後70有余年が過ぎ、戦争を知らない世代が増えてきました。風化しつつある戦争の悲惨さ、無情さと、恒久平和の願いを後世に語り継がねばなりません。本日の追悼慰霊祭にのぞみ、過去を謙虚に振り返り、悲しみの歴史を繰り返さないことの決意を新たにし、不戦と平和を守り、温かく、お互いの思いやりを支えるまちづくりに一層の努力を重ねていきます」などと追悼の言葉を述べました。
都竹市長は「戦没された方々の祖国発展への熱い思いを改めて深く心に刻み、恒久平和の実現と人類繁栄への貢献に積極的に取り組むとともに、今般の新型コロナウイルス感染症や、物価高騰などの経済危機においても、市民が安心して心豊かに生活できるふるさとを築くために全力を尽くしていくことをここに固くお誓いいたします」などと述べました。