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県に登録された宿泊施設で新型コロナ抗原検査が可能に

印刷用ページを表示する掲載日:2022年5月25日更新

​5月24日(火曜日)蕪水亭

 

県による宿泊割引キャンペーンの対象が県内から近隣県へと拡大されたことを受け、宿泊施設の利用客により安心して施設を利用してもらうため、市はこのほど、宿泊施設で独自に新型コロナウイルス感染症の無料検査を実施できる体制を整備しました。

宿泊客が同キャンペーンを利用するには、ワクチン接種歴か陰性検査の結果と、身分証明書を宿泊施設で提示する必要があります。しかし、施設利用者が増えるにつれ、接種歴や陰性を証明できる必要書類を忘れたり、宿泊地で検査を受けることができなかったりと、チェックイン時の確認に苦慮することが考えられます。

市ではこうした事態を想定し、無料で検査を受けられる「まちなか簡易検査センター」を早い段階から設置していますが、営業時間が限られており、宿泊利用客の期待には十分に応えられていませんでした。このため、宿泊事業者が、研修を受けた検査管理者を置いて検査体制を整え、県の審査を受けて登録を受けることで、宿泊施設で抗原定性検査を実施できるようにしたものです。これにより、まちなか簡易検査センターでは対応しきれなかった部分をカバーでき、自治体にとっても検査体制の強化が図られたところです。

施設側には、県のコロナウイルス感染症検査促進事業の助成により、検査キットや事務経費など検査一回あたり最大4500円が支給されることになっています。また、市独自に「コロナ検査促進奨励金」として、こうした体制を整備した宿泊事業者に10万円(1回限り)を支給し、登録のための事務サポートや屋内検査所の整備についても支援していきます。

市内の宿泊施設としては現在、古川町の蕪水亭とホテル季古里で検査を実施できるようになっています。24日には蕪水亭で、報道関係者に向けて検査手順のデモンストレーションが行われました。

検査管理者を務める若女将の北平瑠実さんが、利用客に検査の説明を行い、玄関そばの一角をビニールカーテンで覆って検査場所を確保しました。看護師の経験がある北平さんは、フェイスガードや手袋を慣れた手つきで装着すると、利用客に手順を説明して検査を実施。その後、検査結果通知書を手渡すまでの手順を実演しました。

「コロナ感染が心配なお客様に、少しでも安心してゆっくり過ごしていただきたいので、施設で検査ができるようになればと考えました」と北平さん。「自然の恵みがたくさんの薬草のまち・飛騨古川で、感染対策を万全にしてお待ちしています」と話していました

 

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーションの様子(1)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーションの様子(2)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーションの様子(3)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション(4)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション(5)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション(6)

宿泊施設新型コロナ抗原検査デモンストレーション写真