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「myみょうが畑プロジェクト」で草取り・整地に汗を流しました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年5月8日更新

5月8日(日曜日) 宮川町種蔵地区

宮川町種蔵地区の特産品である「みょうが」の栽培を、市民や地域外の皆さんに手伝っていただきながら維持し、農村文化や景観を後世へ伝えるための取り組み「myみょうが畑プロジェクト」が今年も始まりました。

種蔵地区では約50年前から減反政策の一環で、みょうがの栽培が盛んになりましたが、近年は高齢化や過疎化によって栽培に携わる人が減少し、集落の方々だけでは作業が難しくなってきています。10年以上前から地区外の皆さんの手を借りて、みょうが栽培だけでなく、集落の景観保全なども行ってきました。

「myみょうが畑」としてオーナー制度も設け、畑や景観保全への協力者も募っています。 この日は、観光客以上住民未満の、いわゆる「関係人口」の皆さんの力を借りて課題を解決する「ヒダスケ!」の仕組みを有効に活用しました。まちづくり組織である「飛騨市ふるさと種蔵村」の副村長を務める岐阜大学の高木朗義教授が受け入れ側の「ヌシ」としてお手伝いを呼びかけ、まちづくりに関心のある岐阜大学の学生有志や職員の皆さん、畑のオーナーさんらを含む25人が参加しました。

今シーズン最初の活動は草取りでした。同地区で40年以上にわたって栽培を続けている中谷節子さんが講師となり、「皆さんのおかげでこうして種蔵が守られていることを心にとめながら、私たちも元気を出して頑張っています」とあいさつ。「被せてあるワラをできるだけ散らかさないように草をとって」「みょうがが出始めているので、畝を踏まないように」などとアドバイスしました。

参加者はしゃがんで黙々と草を抜いたり、鍬で耕して整地をするなど作業に汗を流しながら交流していました。 岐阜大学応用生物科学部生産環境科学課程2年の大崎柚葉さんは「昨年参加して、石垣の棚田や山の美しさ、住民の方の温かさや優しさに魅了され、今年また来ました。作業をしていると暑くなりますが、美しい自然の中で体を動かすのが好きなので、楽しくやっています」と話し、鍬をふるっていました。 高木教授は「活動を通じて10年後も種蔵が種蔵であり続けることを期待します。まずは休耕畑をもとに戻すことを一番に考えたい」と話していました。

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(1)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(1)

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(2)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(2)

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(3)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(3)

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(4)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(4)

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(5)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(5)

 

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(6)

「myみょうが畑プロジェクト」風景写真(6)

 

「myみょうが畑プロジェクト」集合写真

「myみょうが畑プロジェクト」集合写真