6月1日(水曜日)市役所
今秋に開催予定の「飛騨みんなの博覧会2022」(以下、みん博)で体験メニュー、プログラムの提供を検討している人「パートナー」への説明会が市役所で行われました。
「みん博」は、市の魅力を体験できるプログラムを提供する着地型体験観光イベントです。「伝統の技を伝えたい」「地域資源を守りたい」「テストマーケティングをしたい」などさまざまな思いを持ったパートナーが、それぞれの目的に沿った内容の体験メニューを提供するものです。身近にある魅力を掘り起こし、より多くの人に知って楽しんでもらいながら、地域の活性化につなげようと平成28年にプレ開催。翌年に第1回目の本格的な開催を行い、今年で6年目を迎えました。
近年はプログラムの質・量ともに充実し、リピーター数が増え、満足度も上がってきたことを受け、来年からはステップアップの時期として「みん博」を見直すことになりました。大幅リニューアルの予定である市の観光サイトと連動し、各種プログラムのPRや予約の申し込み、宿泊とセットにした企画の販売などに、より力を注いでいくことを検討。「みん博」をよりグレードアップした形で展開していくことになりました。
今回の説明会には、初めての参加を考えている7人を含む19人が参加しました。運営を担うオフィスぼんぼりの大橋明日香さんが「みん博」の趣旨、参加への手順、これまでの集客実績とその傾向、他自治体の事例などを紹介。その後、2~4人のグループに分かれて、初参加の人はメニューづくり、経験者は過去の振り返りや実績、今後の展開などについて話し合い、それぞれのグループごとに発表しました。
料理やアロマなどの教室を開いている「any」の平林享恵さん(高山市)は今回が初参加。「こうしたまちおこしの企画があるとは知りませんでした。もっと広めて活性化すれば」と話していました。
「みん博」のプレ開催からすべてに関わっている大橋さんは「参加した皆さんが楽しそうで、横のつながりも出来てきたので、終わらせず続けていきたい。皆さん、それぞれ目標があるので、コラボしたり次の企画へとステップアップしていくお手伝いができたら」と話していました。
今年の「みん博」の主なプログラムは9~11月に開催を予定。パートナーには6月中にプログラムを申請してもらい、8月下旬には告知用のパンフレットを発行する予定です。