ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ひだ > 天生県立自然公園協議会「スキルアップ研修」を開催しました

天生県立自然公園協議会「スキルアップ研修」を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2022年6月27日更新

​6月27日(月曜日)河合振興事務所

 

天生県立自然公園協議会が「スキルアップ研修会」を開き、園内のパトロール員やNPO法人飛騨市・白川郷自然案内人協会に所属する公認ガイドら15人に業務内容の変更点や新たな改修工事などについて情報共有しました。また、今回の研修会では問い合わせが急増しているドローンについても見識を深めました。

最初に同協議会職員がコロナ感染が落ち着きを見せ始めたことから登山届の連絡先の記載を今シーズンから廃止する点について説明し、従来通り続けられる感染対策の一環で非接触型検温器を新調したことなどを報告しました。このほか園内のトイレや電気柵等誘導サインの改修、登山道整備に関するワークショップの開催、危険木処理の現地調査などについても話し合われました。

引き続き、ドローン研修が行われ、産業用ドローン操縦士として活躍する市の地域おこし協力隊員・山崎裕考さんを講師に迎え、トラブル防止に備えてドローンの現状などについて学びました。

山崎さんによると、ドローンの飛行には管理者の許可が必要で、駐車場では車の所有者からも承諾を得る必要があります。さらに人や車両から30メートル以上離れた場所でないと飛ばせないため他の入山者らに周知する必要があります。また、届け出は県立自然公園法では必要ありませんが、国有林内での飛行には届け出が必要で、同園では飛騨森林管理署に入林届を提出しなければなりません。

園内でドローンを飛ばす時、特に注意しなければならない点は高圧線近くや風速5メートル以上の飛行は禁止されていること、特に墜落した場合は「火災が発生する恐れがあるため、火元となるバッテリーの取り扱いについてはくれぐれも注意するように促す必要があります」と話していました。また、6月から始まったドローンの登録制度、小型無人機飛行禁止法や航空法、電波法といった法律についての説明もありました。

研修会終了後には山崎さんが所有するドローンの高度な機能の紹介や夜間飛行のデモンストレーションもあり、受講者たちの関心を集めていました。

研修会の様子(1)

研修会の様子

研修会の様子(2)

研修会の様子

研修会の様子(3)

研修会の様子

研修会の様子(4)

研修会の様子

研修会の様子(5)

研修会の様子

研修会の様子(6)

研修会の様子

研修会の様子(7)

研修会の様子

研修会の様子(8)

研修会の様子

研修会の様子(9)

研修会の様子