4月17日(月)市役所
人口減少や高齢化に伴い、耕作放棄地や空き家の増加、地域交通の低下などさまざまな問題を抱える集落が増えています。集落支援員はそんな集落の現状や課題、あるべき姿を住民や市町村と話し合い、集落の維持や活性化に取り向けて取り組みます。
この日、市は新たに屋比久晃平(古川町・25)、古田崚(古川町・25)、東佐藤司(宮川町・64)の皆さんを集落支援員として委嘱しました。任期はいずれも来年3月31日までの1年間です。都竹市長は委嘱状を手渡した後「人口減少で手が足りなくなり、農地管理などに頭を抱えている集落が増えています。集落の維持や地域活動の継続はますます難しくなっています」と、協力を呼びかけました。
屋比久さんと古田さんは大学卒業後、河合町でバラの生産に従事しながら山村暮らしを体験。2人は「耕作放棄地など農地管理や、地域の人たちの困り事に手を差し伸べたい」と抱負を述べていました。
また、元市職員として長年にわたり地域振興を手掛けてきた東さんは「住民の困り事に耳を傾け、キャリアを生かして地域に入り込み、皆が気概を持って住み続けられるよう様々なミッションにチャレンジしたい。住民の健康で豊かな暮らしが実現できるように力になりたい」と話していました。