7月10日(月曜日)神岡小学校
神岡小で飛騨神岡高校文芸部員6名と顧問の鴨宮慧教諭、野田晶子教諭を招き、俳句教室が開かれました。
神岡小で俳句教室が開かれるのは今回が2回目で、5年生36名が参加。地域の校種をまたいだ貴重な交流の場です。
この日はまず文芸部員が用意したスライドショーで俳句に関する説明やクイズが行われ、児童たちが元気いっぱいに手を挙げ、答えていました。
その後、グループに分かれて文芸部員と5年生が交流しました。児童たちは「これは季語ですか」「こういう俳句を作りたいけどどうしたらいいですか」などと質問し、文芸部員は歳時記で季語を確認したりしながら答えていました。
自分で作った俳句で交流した後は、グループごとに代表の一句を短冊に書いて発表しました。
神岡小の土田結月さんは「さくらんぼ 二つの命 助け合う」という句を作り、「この句は9個考えた中の一番お気に入り」と紹介しました。
最後に鴨宮教諭は「神岡小学校のみなさんと俳句で交流して良い刺激になった。小学生だからこそこういった発想ができたのではないかと感銘を受けた」と話し、部長の中島咲音さんは「小学生は俳句に興味がないかと思っていたけど、興味を持って質問をたくさんしてくれた」と笑顔をみせていました。
飛騨神岡高文芸部は8月に岩手県で開催される全国高校生短歌大会(短歌甲子園)に3年連続14回目の出場を控えています。中島さんは「この大会で優勝を目指します」と意気込みを語りました。