7月15日(土曜日)飛騨市図書館にじのひろば
これからの古川の町並み景観を考える会「飛騨古川・町並み景観研究会」の第9回のワークショップが開催され、地域の方や新潟大学の学生ら23名が参加しました。
研究会では、地域の方に古川の町並み景観に再度目を向けてもらうため、懐かしい町並み写真の展示会を計画しています。
今回のワークショップでは、その写真展で使用する写真を参加者で選びました。
古川の市街地は、昭和61年に公益財団法人日本ナショナルトラストによって町並み調査が行われました。その時に撮影、使用された昭和49年と同61年の建物の新旧比較写真が市役所に残っており、参加者はその写真を殿町と弐之町の大きな地図の上に置いていき、最後に写真展で使いたい写真にシールを貼って選んでいきました。
ワークショップの進行を務めた新潟大学工学部工学科建築プログラム准教授・博士(工学)の松井大輔さんは、「懐かしい建物、町並みの写真を見ながら地域の方々に語り合ってもらえると良い」と話され、参加者は写真を手に取って「昔は瀬戸川に歩道橋があった」「おもちゃ屋の”ないき”によく遊びに行った」などと懐かしがりながら、写真を選んでいました。
ワークショップには同大学の学生4名も参加され、学生が製作した展示用イーゼルのサンプルの披露もあり、写真展の開催方法について意見交換が行われました。
懐かしの町並み写真展は、8月26日に瀬戸川で開催予定の川床イベント(殿町青龍会主催)と9月23日に弐之町で開催予定の「ぼんぼり夢街道」と合同での開催を予定しています。