8月15日(火)~16日(水) 場所:オレンジ相談なないろ
飛騨市委託事業ものわすれ相談窓口「オレンジ相談なないろ」が主催で、市民の方に相談窓口を広く知っていただくため、懐かしの写真展を開催し、幅広い年代108名が来場しました。
この写真はナガオカメラの永尾恭司さんによる撮影・提供されたもので、昭和20、30年代の金毘羅祭で賑わう行列、芸子さんが着物をたくし上げて雪かきをする様子、神岡鉱山の社宅街など、かつて鉱山のまちとして賑やかだった頃の情景写真が並びました。
来場者からは「白黒写真が懐かしい」「この小学校に通って窓拭きした」などの思い出を語られ、90歳代女性はお孫さんとしっかり手と繋いで嬉しそうに写真を眺めていました。
「オレンジ相談なないろ」の相談員である工藤佳子さんからは、「つい最近のことを覚えられない、忘れっぽいなど自信を失くしている方も、昔のことを懐かしく回想することは気持ちを穏やかにし、自分自身を振り返る機会となります。この場所にあった工藤医院が地域の憩いとしての役割があったように、この『オレンジ相談なないろ』も、もの忘れや認知症、介護の相談だけでなく、気軽に集い語れる地域の集いの場としていきたいです」と今後の展望を語りました。