9月17日(日)まつり広場
昨年、愛知県で開催された「第24回にっぽんど真ん中祭り」で大賞を獲得した、岐阜県富加町のまちづくり団体・半布里(はぶり)の皆さんが今年も5位入賞というすばらしい成績を収められ、凱旋公演を行っていただきました。
半布里は「富加の町から元気を発信」を合言葉に、よさこい踊りを通じて全国に“元気”を届けています。この“元気”を表現するのに選ばれたのが「飛騨古川祭」です。大賞という快挙を機に、古川祭の広報マンとして「飛騨市観光プロモーション大使」にも就任していただきました。
公演に先立ち、代表を務める山田将太さんは「半布里の活動がこの地域に伝わるよう、皆さんに満足していただける演技を力いっぱい披露したいと思います」とあいさつ。白い法被をまとった男性ときらびやかな着物に身を包んだ女性合わせて約40人が、4分間にわたって「動」を象徴する起し太鼓の舞と、「静」を表現する屋台行列をイメージした舞を披露しました。
半布里は魅力的な地域づくりに取り組む団体として「県清流ミナモ賞」も受賞するなど、よさこい踊りを通じて地域のつながりを深め、元気を発信する活動が高く評価されています。
市まちづくり観光課の斎藤由宏課長は「各地に観光大使はありますが、よさこい踊りの観光大使は聞いたことがなく、目を引いていると思います。古川での公演を重ねてもらうことで市民の間でも活動が根付き、うれしい限りです」と話していました。
公演を終え、副代表の井島実香さんは「飛騨古川で地元の方々に感動と元気をお贈りできたことが、私たちにとって何よりの喜びです。よそ者の創作なので、実際の祭りとのギャップが心配でしたが、大きな拍手をいただくことができてありがたかったです」と笑顔を見せていました。
公演後、都竹市長は「古川祭のメインステージのまつり広場で演じていただくことで、演技の魅力が一段と光り、大変感動させていただきました」とあいさつしました。