飛騨市ケーブルテレビ放映
神岡会場・古川会場
1月22日(日曜日)10時00分~
(再放送)
1月22日(日曜日)19時00分~
1月23日(月曜日)10時00分~、19時00分~
飛騨市YouTube配信
1月3日(火曜日) 飛騨市文化交流センター・神岡町公民館
今年度20歳になる学年232人を対象に、従来の成人式を改めた「令和5年飛騨市二十歳のつどい」が開催されました。
民法改正で昨年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、市は関係する複数学年の本人や家族にアンケートを実施して今回、成人式の名称、内容ともに「二十歳のつどい」として新たに企画されました。
具体的には今回の式典は従来の成人を祝う会ではなく、「成人としての道を既に歩んでいる若者の大きな同窓会」に位置付け、恩師や二十歳のメッセージ、同級生らの交流タイムが重視され、代わりに来賓が削減され、成人証書の授与、成人の誓い、謝辞などが廃止されました。
当日は振袖や羽織袴、スーツなどに身を包んだ若者200人余りが出席。式典の冒頭に市民憲章が読み上げられ、その後、市から出席者に記念アルバムの目録が贈呈され、古川会場では佐々木龍馬さんが、神岡会場では三浦大生さんが代表して受け取りました。
古川会場では主催者を代表して都竹市長が挨拶され、「同級生のつながりは人生で本当に大きなもの。同級生は自分を飾らず接することができる安らぎである。同じように時間を歩むため率直に自分の心を打ち明けられ、その付き合いは生涯にわたる。そして同級生は自分とふるさととのつながりを確認させてくれる存在である。」とこの会の意義を話され、「今回の集いをきっかけに今後も定期的に集まって近況や夢、悩みなど共有しながら共に人生を歩んでいってほしい。そして今は多様性の時代。思い思いの人生を思い思いに歩んでほしい」と激励しました。
二十歳のメッセージでは、古川会場では重山櫻介さんが、神岡会場では下野燿さんと橋本有彩さんが登壇し、周りの人への感謝の気持ちを忘れないことや社会人としての自覚、責任を持つこと、失敗を恐れずたくさんの事に挑戦したいことなど、それぞれの近況とともに決意を述べました。
恩師のメッセージでは古川中学校、神岡中学校、飛騨吉城特別支援学校の恩師が登壇され、思い出や近況を話され、これからの人生へエールを送りました。
中学生時代の思い出の写真のスライドも披露され、交流タイムでは会場が閉まるまで談笑したり一緒に写真を撮ったりして笑顔が絶えませんでした。
また、今回の集いには、(株)飛騨ダイカストのベトナム人技能実習生の外国籍市民ウェンさん(20歳)とアインさん(21歳)も晴れ着を着て参加され、ベトナムにはこのような式典が無いため、今回参加できてとても喜んでいました。