11月24日(金)古川町総合会館
障がい福祉サービス利用者等が作られたパンや商品を販売するショップ「パンと福祉の店ぱぷりか」と、個人が本棚のオーナーになって作るまちの図書館「ふらっとまちライブラリー」が、古川町総合会館内にオープンしました。
「パンと福祉の店ぱぷりか」は、障がい福祉サービス事業所「吉城山ゆり園古川分場」通所者による手作りパンなどのほか、他の就労支援施設等に通所する障がい者の制作商品を一堂に集め販売するほか、特別支援学校の生徒さんの制作商品展示も行う常設のアンテナショップとして古川町総合会館内の飛騨市社会福祉協議会事務所跡をリニューアルしオープンしました。
「ふらっとまちライブラリー」は、同館内ロビーを活用し、全国1,000ヶ所以上で展開されている個人が本棚のオーナーになって作るまちの図書館を飛騨地域で初めて設置するものです。
この日は正午からオープニングセレモニーが行われ、都竹飛騨市長、ショップを運営される社会福祉法人飛騨慈光会 宮川暁声理事長の挨拶のあと、関係者によるテープカットが行われました。
都竹市長は「障がいのある方や支える方の地域社会との接点として、希望の持てる心があったかくなる空間になれば」、宮川理事長は「平成13年に開設した分場を発展的に拡大した。利用者の仕事ぶりや成果を身近に感じてほしい」と話されました。
セレモニー後にはパンや手作りの小物などの販売やライブラリーの公開がおこなわれ、小さい子ども連れや高齢者まで多くの人で賑わいました。
来店された20代女性は「これまでもパンを買いに来ていたが、リニューアルしてとてもあたたかみのある場所になった。今後も利用したい。」と話されました。